I love you 40 ページ15
張りつめた空気。
座っているだけなのに私の頬や首筋を伝う汗。
べっとりとはり付いたワイシャツが気持ち悪い。
とめどなくふきでてくるこれは暑さのせいなのか、はたまた緊張のせいなのか。
真っ直ぐに見つめられてらあの漆黒の瞳の彼の時とは違う意味で目を逸らせない。
昌太は一度深呼吸をして少し間をおき、口を開いた。
吐息がかかりそうな距離にある、彼の綺麗な顔が少し歪む。
「Aはさ…」
少し遠くを見ながら、昌太は話し始めた。
私は黙って彼の顔を見つめる。
「陵雅のことがさ…」
いいづらそうな雰囲気、赤みのさした頬。
…なんとなく、この先の言葉がわかる気がする。
昌太は予想通りに
「好き、だよね？」
と言った。
顔が熱くなっていく。
彼を見つめていられなくなって、たまらず下を向いた。
その間にも頬の熱はひかず、むしろ増していく。
――なんで、
戸惑いが隠せない。でもとりあえず否定しなくちゃ。
「…違うよっ！」
明るめのトーンでそう言い、手を顔の前で振った。
「…うん。わかった。今は、それでもいいよ。」
ちょっと言いづらいんだけど、と前置きをして。どうやら彼の話はメインに入ったらしい。
「アイツ、彼女できたらしいよ」
熱かった頬からさあっと体温がひいていくのがわかった。
ラッキーアイテム
革ベルト
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Cosmo*(プロフ) - 続編お願いします(^ω^ ) (2014年8月14日 11時) (
レス) id: c81614e472 (このIDを非表示/違反報告)
にぃな@(´∂`)(プロフ) - 続編すごくみたいです！ (2014年8月14日 0時) (レス) id: e840fe8aba (このIDを非表示/違反報告)
ちょこ - 続編お願いします！！ (2014年8月13日 23時) (レス) id: d18fffc1e9 (このIDを非表示/違反報告)
槊鵺(プロフ) - ティトンさん» ありがとうございます！色々考えてみますっ！ (2014年8月13日 19時) (携帯から) (レス) id: 14b4575316 (このIDを非表示/違反報告)
ティトン(プロフ) - 槊鵺さん» 続編щ(・∀・´щ)ｶﾓﾝ (2014年8月13日 18時) (レス) id: f426aa4903 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：槊鵺 | 作成日時：2014年7月15日 23時
