【刀剣乱舞】引き抜かれ本丸 (ページ22)

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14話ページ22

「主、そろそろ演練にいかないか？」

「やだ！」

「主、流石に3年と数ヶ月演練に行かないのは不味いと」

「やだ！！」

「主」

「やだやだ！行かない！だって『あれ〜？あの本丸の審神者って確か...』みたいな感じで後ろ指さされるもん！」

「政府から文が届いている」

「余計行きたく無くなった！！」

「......」

山姥切はため息をつき、少し考えた後。

「演練に行ったら兄弟が夕餉にクリームコロッケを

「行く」

「主...それでいいのか。」

審神者は美味しいものに目がなかった。

「で？誰が行くの？」

「小夜、蛍丸、愛染国俊、髭切、膝丸、にっかり青江だ。」

「え、切国行かないの？」

「俺は鶯丸と共に三日月の世話をしないといけないからな。あいつは妙に勘がいいから困る」

「そう...。というか服どうしよ。あんま関わらないって決めた刀もいるし...」

「俺の布の予備を貸してやろう。あとこれは付けていても前が見える特殊な雑面だ。付けた奴にしか外せないから安心使用だぞ」

「なるほど...私が切国になると」

「主、話を聞いていたか？」

「よし！わかった！完璧に切国になってみせる！」

「おい、主！主！？」

変な方向に誤った審神者の誤解を解くのに1時間かかったのだった。