《作り直し》甘やかしたいというか…うん、甘やかしたい。PART２

甘えた６２ ページ14

キナーゼ さんからのリクエストです！

ーーAside


コナン:「こんにちはAさん！」

A:『…こんにちは…。』



何故ここに天使がいる？←繁忙期

ここは俺が務めている会社の中なんだが……。

そうか、夢か。

俺は遂に幻覚を見てしまっているんだな？



同僚:「違う！本物だ！戻ってこいA！！」

A:『ﾊｯ‼』



同僚に肩を揺すられて我に返った。



同僚:「ほら、この少年と仲良かったろ？さっき会社の前で困ってたみたいだから連れてきた。」

コナン:「Aさんに会いに来たんだ！でもどこにいるかわかんなくて…この人に案内してもらってたの！」



俺に会いに…？

休みの日が来る前に死ぬんじゃないのか俺？？



A:『そうか。ありがとうコナンくん。だが…』



君は少し警戒心を持った方がいいな。



A:『知らない人について行っちゃ駄目だろう？』

コナン:「ぅっ…ごめんなさぁい…。」



…その顔は反省してないな。

しかたない、許してあげよう。



同僚:「丁度いい。いま三階の会議室誰もいないから行ってこいよ。ちったあ休め、ワーカーホリック。」

A:『いや仕事g』

コナン:「わーい！Aさん、早く行こっ！」



…コナンくん、コレが狙いだったろう。

コナンくんに手を引かれながら会議室へと続く廊下へ出る。

その直前に同僚の方を振り向くと、《２時間は帰ってくんな》とスケッチブックにでかでかと書かれたそれを掲げていた。

…これから何をするのかバレている。すまん。

甘えた６３→←甘えた６１ 赤井ver PART2

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す