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朧)「暁さん……。」
暁)「なんだよ。」
朧)「うまく、いくでしょうか……？」
暁)「あぁ、きっと上手くいく。」
そんな話を暁と朧がしているとーー。
杏菜)『……んんっ。』
暁)「ん？」
ゆっくりと女の子の目が開くのが2人の目に映ったのだ。
朧)「目を覚ましたみたいですね。
良かったあ……。」
暁「ああ。
なあ、どこか痛いところはないか？」
そう、暁が顔を近づけようとすると女の子は怯えきった顔をしてしまい、ガタガタと震えてしまった。
朧「暁さん、やっぱりこの子……。」
暁「ああ……。完全に怯えきってるな。
できるだけ、いや、なるべく優しい声で話しかけるぞ。」
そう、暁が言うと2人は目を合わせて合図をしていつも以上に優しい声で女の子に話しかけ始めた。
朧)「ごめんね、怖かったよね。
でも、もう大丈夫だからね。
お姉さん達はね、あなたを保護しに来たの。
もう、怖い人たちの所に帰らなくていいんだよ。」
杏菜『ほ、ご……？』
暁「そうだ。
俺たちは君を助けようとしてくれた人から依頼をされて来たんだ。
だから、もう安心していいからな。」
女の子は暁たちの言葉が理解できないのか頭の上には？マークが飛び交っていた。
暁「言葉はこれから覚えて理解していけばいい。
そういえば、自己紹介してなかったな。
俺は、柊木暁。
こっちはサポーターの雲蔵朧」
朧「よろしくね。
えっと、あなたの名前を聞いてもいいかな？」
杏菜)『……((こくん
………あんな』
すると、女の子は小さく頷いた後に小さい声であったがしっかりと自分の名前を言ったのだった。
暁「杏菜、うん。
いい名前だな。」
そう、暁が呟いて杏菜の頭を撫でようとするとまだ、大人が怖いのか、ビクッと肩を揺らせて怯えてしまったのだ。
暁「………。」
朧「杏菜ちゃん………。」
それは2人にとっても悲しい現実であった。
こんな小さな子がどんな悪いことをしたと言うんのだ。
"たかが"4歳……。
"されど"4歳と言われてしまえばそれまでだが、でも目の前にいる小さな女の子が何をしたと言うんだ。
と、そう2人はこのか弱い女の子を育てた親に腹を立てたのだった。
暁はだからこそ、同じ痛みのわかる彼らなら彼女を大事にしてくれると思い考えたのだった。
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秋緋那(プロフ) - 真夏の夜さん» コメントありがとうございます！頑張って更新していきます！ (2020年4月14日 13時) (
レス) id: ed4d8e3aa9 (このIDを非表示/違反報告)
秋緋那(プロフ) - ゆりさん» コメントありがとうございます！ゆっくりお待ちいただいてありがとうございます！これかも頑張ります！ (2020年4月14日 13時) (レス) id: ed4d8e3aa9 (このIDを非表示/違反報告)
秋緋那(プロフ) - ライさん» コメントありがとうございます！私もこれからの展開がすごく楽しみです！ありがとうございます！ (2020年4月14日 13時) (レス) id: ed4d8e3aa9 (このIDを非表示/違反報告)
秋緋那(プロフ) - アニオタちゃんさん» コメントありがとうございます！そう言っていただけてすごく嬉しいです！これから頑張ります！ (2020年4月14日 13時) (レス) id: ed4d8e3aa9 (このIDを非表示/違反報告)
秋緋那(プロフ) - ゆおさん» コメントありがとうございます そう言っていただけてすごく嬉しいです。この後の展開も楽しみにお待ちください！ (2020年4月14日 13時) (レス) id: ed4d8e3aa9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：秋緋那 | 作成日時：2020年1月24日 3時
