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撮影も進み、一旦休憩って時にインターホン


こや「千葉ー」

千葉「はいはーい…え?まゆちゃん!?」

とも「は?」

「聞こえてるー?開けてー!」


幻聴でなければまゆだ!
会える!っていう嬉しさで誰よりも先に玄関へ


「ともだ!おはよ」

とも「おはよ、じゃないよ。なんでいるの」

「バレンタインだから」

とも「聞いてない!」

「言ってないもん。早く上らせてよ!」


ってズカズカ上がるまゆ
みんながいるリビングに行って


「撮影終わってた?邪魔したかな?」

こや「昼休憩だったから大丈夫」

「良かった」

にち「いきなりどうしたの?」

「バレンタインだから来た」

とも「誰か知ってたの?」

「夕闇には聞いてないよ!だから朝ラインしたじゃん」

とも「え?そういうこと?」

「撮影あるからスタジオ居るって言うからこっち来た」

とも「いや、そもそもなんで東京いるの?」

「クリスマスにサプライズで来てくれたから
私もサプライズで行こうかな?って」

こや「行動力すご、怖いわ」

「って言いながらサブチャン?やめてよ」

こや「こんなおもろいの撮るだろ」

「まあ、ネタになるならいいけど」

こや「さすがだわ笑」

「じゃあ、チョコのプレゼント!みんなでどうぞ」


って机に沢山のチョコ


「思いつきで来たから手作りとかじゃ無いけど
朝いいところのお店でたくさん買ってきたよ!」


そうだった、この人も東海なんだった
規模感が狂ってるんだよ…


千葉「すご!食べていい?」

「お好きなだけどうぞ。軽食もあるよ!」

こや「本当に渡しに来ただけ?」

「そう!あとは邪魔しないから撮影見学していい?」

こや「それはお好きなだけどうぞ」

「やったー」


この人なんでこんなにマイペースなの…


とも「ねえ、ちょっと」

「ん?」

とも「来るなら言ってよ」

「やだった?」

とも「嬉しいけどさ、有名人なんだよ?」

「?」

とも「電車?」

「うん」

とも「心配するじゃん、言ってよ」

「ごめんって」

こや「…ねえ、撮ってるけど…」

とも「…!止めろ」

こや「撮るに決まったんだろ」

にち「ともやも過保護なんだ…」

「ほんと心配性すぎて優しいよね」


ってへらへら笑うまゆを見て怒る気失せた


「ねえ怒んないで?」

とも「怒ってない」

「拗ねてんじゃん」

とも「今度からは来る時言って」

「約束ね」

こや「…ともやんがリードしてると思ってたけど
扱い慣れてんね」

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作者名:さくま | 作成日時:2021年9月16日 12時

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