幸せにするね！

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〜5日後〜

◆ともやんside

デートのこと考えすぎて、ラインも頻度減ってたから電話をしてみる。
もう明後日なんだよなあ…


とも「もしもし、まゆちゃん？」

まゆ「おはよ」

とも「おはよ。」

まゆ「なんかあった？」

とも「いや、明後日の時間とか伝えてなかったなあって」

まゆ「そうだったね、何時にどこ行ったらいい？」

とも「明日、仕事で東京でしょ？どこに泊まるの？」

まゆ「えっとね、明日の仕事終わりにてつやだけが岡崎帰るでしょ？東京駅で別れるから東京駅近くのホテルにしてる。」

とも「会社からわざわざ東京に泊まるんだ」

まゆ「てつやがね、東京で1人電車乗ったり出来ないでしょって。過保護だよね笑」

とも「ほんと、親みたい。
あ。チェックアウトは何時なの？」

まゆ「たしかね、11時だった」

とも「わかった。ホテルのエントランスに11時ね」

まゆ「え、ともやん、家から東京駅まで来るの？わたし電車乗れるよ？」

とも「いいの。黙って迎えに来られてください」

まゆ「…なんかお姫様扱い過ぎない？」

とも「お姫様扱いされてください。…デートなんで。」

まゆ「わかりました！風邪ひかないでね、最近気温の変化大きいから」

とも「まゆちゃんもね」

まゆ「りょーかい。」

とも「明日、仕事でしょ？おやすみ」

まゆ「うん、おやすみ」


おやすみって言い合うのっていいなあって思う反面
ちょっと恥ずかしい

こんなんで明後日ちゃんとエスコートできるかな？


◆ まゆside

デート？の集合時間が決まって急に現実味帯びてきた。

まゆ「てつやー、ともやんと遊ぶ日の集合時間決まったよ」

てつ「あ、そうなの？何時にどこ？一緒に行こうか？」

まゆ「てつやは明日先に帰るでしょ。
来なくても大丈夫！」

てつ「なにそれ、ちょっと寂しいんだけど」

まゆ「そういうことじゃなくて
単純にチェックアウトの時間にホテル前で集合だから迷子になったりしないもん」

てつ「へえ、ともやん、やるねえ」

まゆ「なんかお姫様扱いすぎて落ち着かないんだけど」

てつ「ちがうよ、デートで女の子は
お姫様扱いされてなんぼなの」

まゆ「世の中の女の子たち、すごいね…」

ほんとすごいよ、女の子たち…

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