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◆ともやんside
兄さんたちの計らいでまゆちゃんと2人で買い出し。
コンビニで買い物を済ませてしまい、家までのちょっとした距離しかないのに
俺とまゆちゃんの距離は少し空いててチャンスを物に出来てない…
沈黙を破ってくれたのは、恥ずかしながらもまゆちゃんで…
俺は、なにやってんだか…
まゆ「…買い出し、押し付けちゃってごめんね」
とも「いや、全然それくらい。みんな酔ってたし…」
まゆ「にっちの方が酔ってなかったから適任だったよね」
やっと2人きりで話せると思ってたら
まゆちゃんの口からにっちの名前…
…ああ、俺は、やっぱり嫉妬してる…
なのに出てくる言葉は女々しくて…
とも「…にっちの方が良かった?」
まゆ「…いや、そういう意味で言ったわけじゃ…」
だめだ、こんなでは…家まで少ししか無い…
チャンスなんだから、はっきり言わないと…
とも「俺はまゆちゃんと2人っきりにやっとなれたのにって思ってるよ」
まゆ「…?」
とも「…このたったの数日だから説得力無いかもだけど…まゆちゃんのこと気になってる。」
まゆ「…気になる?とは?」
とも「…だから、まゆちゃんのこと…良いかもって。」
まゆ「…わたしも、ともやんの事いい後輩だな、って思ってるよ…」
とも「ちがう!」
ってとっさにまゆちゃんの手を握ってしまって…
とも「俺はまゆちゃんのこと、いい先輩なんて思ってない!…というか、女の子として見てるというか…」
まゆ「?」
とも「…だから!!…恋愛感情として、好き…。
…正直言うと、にっちと話してるのも嫉妬した!千葉に世話焼いてるのも、こやと仲良く笑ってるのも羨ましいって。
…だから、お友達からで良いんで…
後輩じゃなくて男として見てよ…」
ふとまゆちゃんを見ると、暗闇で見えないけど、顔を真っ赤にして俯いてた
とも「…いきなりごめん。忘れていいよ…」
ああ、やらかしちゃったなあ…
まゆ「…だめ!忘れない!
こんな感情分かんないんだけど…
わたしもともやんの事…好きなのかも…」
とも「え?」
まゆ「…いま、すごく嬉しい…
分かんないけど…わたし、ともやんの事、好きなのかな?」
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み(プロフ) - ちーさん» コメントありがとうございます!すごく励みになります!良かったらこれからも宜しくお願いします( *^皿^) (2021年8月23日 19時) (レス) id: 44efe5c53b (このIDを非表示/違反報告)
ちー(プロフ) - ワチャワチャした感じがすごく伝わってきて楽しく読ませて頂きました!応援してます! (2021年8月20日 14時) (レス) id: 2969cff066 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:さくま | 作成日時:2021年8月15日 6時