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『やっほー』
次の日。あの後、私は体調が優れない、とてつやくんの家を早めに出た。
送ってく送ってく！ってうるさかったけど
もしてつやくんの車からほかの女の臭いがしたらその場でマシンガントークをかましそうだったから遠慮しておいた。危ない。
｢あー、りょうくんじゃん。やっほー｣
リビングに行けばいつもの椅子に座り足を組んでいたりょうくん。はぁ、絵になる。モデルさんにでも転職すればいいのになぁ、なんて。
『てつやまだ寝てるよ』
｢いつものことだしいいよ｣
そうだね って爽やかスマイル。笑顔が眩しい、眩しすぎる、朝から目に悪い。
それに私、イタリア人と友達になった覚えないのにな。
『あれ、今日って一日オフだっけ？』
椅子から立ちジャケットを羽織りながら
どこかに出かける準備をするりょうくん。
ほんっと、オシャレだなぁ。
｢オフだよ！昨日から秋休みなんだ｣
運良く、私の務めている会社は季節ごとに休みがある。秋は1週間だけだけど。
じゃあちょうど良かった、そう言ってまだこの家に来たばかりの私の体の向きをくるりと反対にする。そして背中を押されるように玄関に向かう。
｢え、どっか行くん？｣
『買い物行きたくてさ』
『ほら、秋物の洋服。見に行こ？』
いつもより声のトーンが高いりょうくん。
いやぁ、ここで私が行かないって言っても無理やり連れていくんだろうなぁ。
｢仕方ないなぁ、お姉さんがついて行ってあげよう｣
りょうくんと過ごす休日もありかもしれない。
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ゆるり。(プロフ) - 内容、書き方、言葉選びなどどれをとっても凄く好みで…ブルーな時に更新するということなので良いのか悪いのかはさておき(笑)、続きも楽しみに待っています>< コメント失礼しました！ (2018年10月5日 1時) (
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作者名：おおの | 作成日時：2018年9月30日 3時
