歌い手の遊園地

初対面のセンラさん ページ5

まふまふ視点


歌詞太郎さんの車に乗った僕達は初対面の人もいるわけかどこかぎこちない
そう思う僕も初対面のセンラさんがいるから緊張している


｢あ、俺達そういえば歌詞太郎さんとは初対面なんですよね、よろしくお願いします！｣

そんな空気の中で話かけるのはムードメーカーの坂田くん

初対面で年上で少し冷たい雰囲気をもったそらるさんにもぐいぐい話しかけていた彼の明るさは歌詞太郎さんの前でも健在らしい


｢あっ、俺とセンラさんはそらるさんとluzさんにも会ったことありませんね、よろしくお願いします｣


｢僕なんてまふまふさんとも会ったこと無いですよー、まふまふさんよろしくお願いします｣


続いて志麻さん、センラさんも自己紹介をする
僕の名前が出た時はびくっとしてしまったがセンラさんは優しい笑顔で自己紹介してくれた

落ち着いた雰囲気の人だなってなんとなく思ったり


｢俺も坂田と同じ感じかな？歌詞太郎さん、よろしくお願いします｣


うらさんも自己紹介をする
やはりみんな仲間と言うわけか息がぴったりだった


唯一全員と面識のある天月くんはは運転している歌詞太郎さんの分の紹介をさっと済ませる


やっぱりイケメンのすることは違うね！
我が親友のことながら誇らしいよ！


｢俺はそらる、よろしく｣


眠そうな目を擦ってそらるさんが言う
そらるさん、もっとフレンドリーにしてください

そらるさんが人に積極的に話しかけてたらそれはそれで怖いけど


｢僕はまふまふです！センラさんが初対面ですよね、よろしくお願いします！｣


僕を見習え
そういう思いで彼にドヤ顔をしてみるも顔を顰めてあしらわれるだけ

恋人に対してどういう反応だ

志麻くんとうらたさんとセンラさんは僕達のやり取りに気づいたのか肩を震わせ笑っている
なんで笑ってるの


｢えっと、luzですー、めっちゃ初対面の人多いんですけどよろしくお願いします｣


luzくんはいつものふわふわとした口調
彼もまた癒しだ


席は運転している歌詞太郎さんの隣が天月くん、その後ろが僕、luzくんを挟んでそらるさん、僕達の後ろにしませんの2人、一番後ろにはうらさかがいた

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