case special 4 side Ki ページ4
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初めてAに会ったのは……いつだっけな……覚えてねぇなぁ。
家の近所でいつか行ってみたいと思ってたBarに足を踏み入れたのは、ホント偶然時間が空いたから。
そこのオーナーの柊さんは、大人で話題が豊富で面白くて俺はすぐに懐いた。
だから、時間を見つけて柊さんに会いに店に行った。
しかも柊さんの店は翌朝6時までの営業だから、不規則な俺の生活でも割りと顔を出せた。
んで、常連客がみんな良い人ばっかで。
俺を知ってる人も知らない人も、芸能人とかも関係なくただの北 山宏光として扱ってくれた。
たぶん、柊さんの計らいだろうな。
何度目かの時にフラッと入ってきた女。
それがAだった。
俺はいつも左端に座るんだけど、Aは何も言わずに右端に座った。
柊さんも、顔見知りって感じで注文も取らずに一杯目を作り出した。
Aが座って気がついたけど、あの席全くライト当たんねぇーの。
へぇ。
そんなこと思ってたら視線が合った。
いきなり目を逸らすのは失礼かなと思っていたら、綺麗に口角を上げてAが微笑んで会釈した。
あ、俺の事知ってる？？って思って。
けど、Aから接触してくることはなくて。
常連仲間は、Aに『久しぶりですね。』なんて声をかけてた。
そいつらに向ける綺麗な……均一な笑顔。
あんまり自分の話をせずに、相手の話に耳を傾けて、上手い相槌をいれて……いい女って感じ。
でも、何かいつも同じ笑顔で……作り物みてぇ。
ちょっと話してみたいなーって思った。
でも、見てるうちに気付いたことがあって……柊さんと話すときだけは素っぽい顔するんだってこと。
で、柊さんも柊さんで、すごくAを大事にしてたから……ここ付き合ってんだと思ってた。
店の7周年って聞いたから、どうしても行こうとしてたんだけど仕事が終わったら明け方ってか朝で、さすがに終わってるよなと思いながらドアに手をかけたら開いた。
で、覗いてみたら、柊さんがAの頭撫でながら「俺のハニーとハニーの親友に……」とかって言ってっから、俺なんか見ちゃいけないものを見た気がしてそのまま帰った。
そっからしばらくして、柊さんの店に行ったらAが来てて、しかもAの隣しか席が空いてないの。
これ、お近づきのチャンスじゃね？
別に、柊さんの彼女だと思ってたから口説く気とかはなかったけど、やっぱお酒は女の子と飲む方が楽しいじゃん？
『ここ、いいっすか？』
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canちゃん(プロフ) - ジャンケンさせるなんて贅沢ー( ´艸｀)本当に揺れちゃうわw (2017年12月24日 19時) (
レス) id: c46e367273 (このIDを非表示/違反報告)
とーか(プロフ) - canちゃんさん» いつも、ありがとうございます(*≧∀≦*)狩られちゃいます？(笑)溺れちゃいます？(笑)とりあえず、5は赤い獣からスタートです( 〃▽〃) (2016年7月8日 16時) (レス) id: b9afaafbf4 (このIDを非表示/違反報告)
canちゃん(プロフ) - 赤い獣(〃ω〃)喜んで狩られます(笑)海ほたるー妄想しながらにやける( ´艸｀) (2016年7月7日 18時) (レス) id: 70dbe28d6d (このIDを非表示/違反報告)
とーか(プロフ) - ぴろみんさん» 初めまして、こんにちは。コメントありがとうございます。色気、伝わって良かったですー(*´ω｀*)嬉しいお言葉、ありがとうございました(*≧∀≦*)今後も頑張りますp(^-^)q (2016年7月5日 9時) (レス) id: b9afaafbf4 (このIDを非表示/違反報告)
とーか(プロフ) - canちゃんさん» canちゃんさ〜ん、いつもありがとーです(^-^)v溺れてください(笑)どっぷりと。ピンクの海に溺れた後は、赤い獣が狩りに来ますよ(笑) (2016年7月5日 9時) (レス) id: b9afaafbf4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：とーか
| 作成日時：2016年6月22日 21時
