なぜこいつたちがここにいる！？【学パロ、転生(軍パロ)】【wrwrd！】

前世さんの足止め・・・？ ページ44

mr『これだからこいつは死んだんだよ。』

とつぜん、そんな声が響く。

ru「えっ？」

その声の主は、私の前世、ミラだ。

mr『こいつらは、私に優しく接した。私がスパイとも知らずにね。』

ru「そりゃあ、そうだろうけど。」

最初っからばれるはずがない。

mr『好きとか、そんな理由でね。』

へー、この人たちはミラが好きだったんだ。

私とは関係ないな。

mr『だから、私を撃つとき、あの総統はためらったんだ』

なんで総統が出てくるかは、前にもお話しした通りの理由だと思う。

私(ミラ)の兄だったからだ。

でも、確か、血はつながってないはず。

前世のお母さんの元夫との間に生まれた子だったはずだから。

ru「なぜ、グルさんがためらったの・・・？」


gr「それはな。」

なぜか、廊下の曲がり角から生徒会長が出て来た。

いやいや、この人盗み聞きしてたの！？

やめてくださいい！！

でも、理由も気になるな・・・

あれ、生徒会長・・・？


・


どうして泣くの？

ru「なぜ泣くの？泣かないといけないのはミラのほうじゃないの？」

mr『・・・』

あ、理由なんとなく分かった。

gr「ミラは最初、心がなかったから泣かないだろう。」

ですよねー

でも・・・

ru「で、でも、最後は大先生の誕生日のお祝いの準備をしてたんじゃ・・・」

すると、グルさんの赤い目に、少し影が宿る。

gr「あれは・・・俺らを出し抜くための、罠だった。」

ru「は・・・？」

一瞬、嘘だと思った。

でも、その表情から見て嘘じゃないのは、誰にでもわかる。

だから、私は半分以上の人ににらまれてたんだ。

ということは、私は嫌われるのも同然・・・？

mr『あんな奴のいうこと、聞かなくても良くない？さっさと生徒会つぶそう？』

ミラのいうこと。

gr「お前自身は何も悪くはないんだ・・・たのむ、もうやめてくれ・・・！」

グルさんのいうこと。

私は、考える。

・・・全然集中できないよ〜！！

どうすればいいの、神様ぁ〜！！！

あ、神様なんていなかったわ・・・

それなら、理論で考えようか？

感情論なら、絶対ミラのほう選んじゃうし。

ミラのいうことは、私の理論上をしっかり通っている。

私の前世を殺した人なのだから、私はグルさんを普通は、嫌うだろう。

でも、その考え方は感情論。

好きとか、嫌いは感情論になるから、そこは省く。

グルさんのいうことは、どうかと思う。

でも、さ。

あの生徒会長がお願いをしてるんだよ。

だからさ。

私は・・

お知らせです！(飛ばして大丈夫！)→←心の無い前世

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今日のプチ話！

rbr「、、、スパイやなかったんやね。」

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