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選ばれたファイナリストたちの顔ぶれはこうだ。
Aブロック代表、古城アスカ。
Bブロック代表、アレキサンダーシスターズ。戦うのは妹のジャスミン・アレキサンダー。
Cブロック代表、郷田・仙道+αチーム。戦うのは郷田ハンゾウ。
Dブロック代表、オタレンジャーZ。戦うのはオタゴールド。
Eブロック代表、山野バンチーム、大空ヒロチーム。戦うのはそれぞれ山野バン、大空ヒロ。

円形に集まった代表者たち。その中央の床からファイナルステージのジオラマが現れる。通常のジオラマよりも少し大きく、種類としてもまだそこまで出回っていない稀少なものだ。空中神殿と呼ばれるだけあり、そのジオラマのビジュアルは決勝の舞台に相応しい。
ジオラマの全体を確認した六名は順々にLBXをジオラマ内へ投下させる。

第四回アルテミス、ファイナルステージ。
「バトル、スタート!」
司会の開始宣言と共に全員が自分の作戦に基き行動を始める。
六体が目視出来る状態から、少しずつ細かいバトルグループが出来てくる。その中で一番うまく立ち回っていたのは、やはりというか納得のヴァンパイアキャットだ。相手を挑発しつつ、別の相手と鉢合わせさせていく。そして自分はいつの間にか姿を消してしまう。

「アスカ、やっぱり要領いいな」
「あいつはまんまと乗せられやがって……」
郷田はアスカの挑発に見事に誘導され、今はペルセウスとぶつけられている。ヴァンパイアキャットはまた別のLBXのところで、同じようにタイミングを探してその場を離れるの繰り返しだ。

ぱあん、とブレイクオーバー音が響く。最初にブレイクオーバーしたのはビビンバードゴールド、オタゴールドだ。アマゾネスの集中放火により撃沈したようだ。そのアマゾネスは次にエルシオンとの一騎打ちを始める。得意の長距離からの弾幕を容赦無く放つが、エルシオンは弾幕の僅かな隙間を縫ってアマゾネスへと接近する。遠距離武器の弱点は近距離だ。弾幕を張れば確かに遠近問わず圧倒出来るが、避けられる相手では対処が難しい。結果どうなるか。
なす術無くやられてしまうのが殆どだ。
アマゾネスもブレイクオーバーとなる。

ハカイオー絶斗とペルセウスのバトルに視線を戻す。何回か剣と剣をぶつけ合ったが、互いに決定打は与えられない。距離を取り剣を構えて、居合抜きでの決着をつけるらしい。数秒の膠着があり、そして二体が同時に斬りかかる。
勝者は。

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設定タグ:ダンボール戦機W , 男主   
作品ジャンル:アニメ
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作者名:とうか | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/toukahttp/  
作成日時:2018年5月5日 16時

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