【忍たま】笑っていつか２【短編集】

善法寺伊作　気付けば　【練銘様リク】 ページ43

気付けば―――


君はずっと遠くにいた。



一年生の時はいつでも一緒で留三郎と僕とAで
行動していたものだったよ。
それが当たり前だったし。


少し動けば君の肩に当たるぐらい、それぐらいとても近かった。
僕がくっついてたってのもあると思うけど。

留三郎には「近すぎだ！暑苦しい！」ってはがされたっけ？



あの時は本当に楽しかった。
いつも三人で、たまに七人で。

授業を受けたり遊んだり、一緒に涙をながしたり。



それでも何年かたって気付けば君はとても遠かった。
肩が当たるなんてありえない。

目が合うことすらもなくなったんだ。



伊作「･･････はぁ」

留三郎「寂しいよな、Aがいないだけでこんなに変わるとは」


伊作「なんで忍術学園辞めちゃったんだろ」

留三郎「家の事情だろ･･････」



Aは6年になって突然忍術学園を辞めた。
5年の頃からあまり会わなくなってたから全然知らなかった。



遠くて、会えるかどうかの分からない。
もう一度一緒にみんなで･･････。




肩が触れ合うくらい、それくらい近くにいてほしかった。
離れていかないでほしかった。

なんて僕の我が儘だけど。






僕は気づいた。


君がここにいなくてもこんなに君のことを考えるのは

好きだからなんだって＿＿＿




〜気付けば好きだったんだなって。〜



−−−−−

少しシリアス風味･･･！


リクありがとうございました！
どうでしょうか？！


伊作も舳丸さんもかっこいいですよね･･･！

久々知兵助　いつまでも　※死ネタ？→←舳丸　ladyfirstだろ？　【練銘様リク】

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