【忍たま】笑っていつか２【短編集】

天女天女うっさいわ！お黙んなさい！ ページ12

仙蔵「天女様、ご無事ですか？」



「いや、テメー誰だよ」





気付けばここに居た。なんだよこれ、フラグかよ。

天女とかなんだよそれ、それは神に仕える女人のことでしょうが。
私は地上に暮らす普通の女子じゃ！！！



仙蔵「伊作、此奴私のこと知らないぞ」


伊作「推し･･･じゃないんじゃないかな？」



「さっきから何の話してるん。帰るで？」




伊作「待って！僕のことも知らない？」

「私が知ってるのは近所に居た柴犬の花子ちゃんぐらいやで」

仙蔵「･･････は？」




「帰るかんね☆じゃ！」





ガシ、





伊作「つーかまーえた♡」


「不審者がおる･･････おまわりさんに連絡連絡･･････スマホないんやけど」



仙蔵「忍術学園に連れて行け」



「お、お前らのアジトか･･････！騙されんよ！」




仙蔵「ちょっと何言ってるかわかんない」




こっちの台詞や。
アンタらさっきからなに言よん？天女？忍術学園？太郎君？←言ってない

知るか、そんなもん。





伊作「いい加減嘘つくのやめなよ、分かってるんだよ？
僕たち目当てで来た事」



「？」



仙蔵「お前･･･平成から来たんだろ。
私達に愛されたいから来たんだろう？」



「？」




なんや此奴ら。






「私は平成なんて知らんで。私、昭和っていう時代に生きてたもん」


今もやけど。でもどうやらここは違うらしい。
室町とかやろ？

此奴らなんか言ってたし。





「あとさぁ･･･自惚れすぎやで。確かにかっこええけどもや」




伊作「やっぱり･･････」





「あ？最後まで話は聞け。



私は将来わかめとのんびり生きていくって決めてんねん。
お前らに興味はない」




仙蔵「なっ、」







「という訳でさいなら。･･････、待って帰り方分からん」






伊作「･･･馬鹿なの？」


仙蔵「目を合わせちゃいけません！」





「酷い」

鉢屋三郎　思考次第に→←これから作る話の予告　※死ネタ　

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