私、再び戻ってまいりました！４

138話 ページ6

「ややややややややややややややややや、やめるとは？」


兵助「ごめん」

「･････････なんで･･･」

兵助「･･････ごめん」


「兵助は私のこともう嫌いになったの！？
早すぎるだろ！付き合って2カ月ぐらいだぞ！！」

兵助「んなわけないだろ！

でもあんな所見せられてこれからもよろしくね、なんて言ってる
方がおかしい！」

「なんやと！？


私･････････兵助の事好きなのに･･･」

兵助「！･････････」





そんな事今更かとでもいうように兵助は走ってどこかへ行ってしまった。



「待って兵助！･････････どうして･････････」




――――――――――



一人で木にもたれかかり思う。


――兵助の事好きなのに――――


本当に俺は急で自分勝手だな。嫉妬してしまってそのうえ怒りのままに
立花先輩もAにも悪い事言ってしまった。
さらに俺だけの判断で交際やめよって言ってしまった。

早いな。軽い気持ちだったんだと思われちゃってるかも。
もちろんそんな訳はない。だって小さい頃からの恋だったんだ。
一途の恋だったんだ。

急に嫌いになるわけない。


でも立花先輩とAが一緒に居るところ見て思った。
Aは俺のことはそんなに大事に思ってないんだって。


彼女のこと信じれなかった。


俺は失格だから･･････。



しばらく自分自身を許せそうにない。
そしてAだって許せそうにない。

Aはあんまり悪くないのに――――、






本当に恋って厄介だな





−−−−−

続編はじまって結構早めにカップルケンカ･･････

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