私、再び戻ってまいりました！４

137話 ページ5

【それから2カ月ぐらい】







「は、･････････立花先輩･･･？」


仙蔵「なんだ？」


「これは一体？」


仙蔵「事故に決まってるだろう」




･････････立花先輩ただいま私に馬乗り状態。
ぎゃぁぁぁあああ←失礼


「早く！早く離れてくださいよ！」

仙蔵「･･････ふむ」


「何が「ふむ」なんですか！兄上に言いつけますよ！」



いくら？上から？落ちてきた？物から？庇って？くれたと？しても？
5分？たったら？のくでしょう？


仙蔵「これくらいに耐久性がなくてどうする」

「耐久性もくそもねぇわ！早くのけ！


こちらと彼氏に悪いじゃないですか！！！」

仙蔵「っ、」



･･･あれ？何か違和感。
なんで立花先輩悲しい顔したの？

なにか言っちゃいけないこと言った？



なんて思ってると立花先輩の顔が目の前に。

仙蔵「そんなの･････････」

「･･･うわぁっ！離れてください―――！」


このままじゃ･････････！






がっしゃんっ





音がなったそこにいたのは、




兵助「･････････A･････････？」

怒りとかでもなく、悲しみにあふれた顔の兵助が居た。

「へ、いすけ･････････！！！」


仙蔵「兵助･･･」



兵助「立花先輩！何してるんですか！！！」

仙蔵「･･････すまない」

兵助「何もしてないんでしょうね！？」


次は怒りが溢れてる。
こんな兵助久しぶりだ･････････。


「あ、あのな！兵助！立花先輩は私を助けてくださって･･･！」

兵助「だからと言って顔はあんなに近くにはならないだろ」

「決めつけるのは良くない」

兵助「･･････もう俺はどうでもいいんだね」


「はぁ！？」



仙蔵「兵助、本当にすまなかった。

私はちゃんとお前がAと付き合ってるのは知っていた。
だが･･････





な、恋っていうのは本当に厄介だろ？」



兵助「･････････本当に」



仙蔵「すべて私の責任だ、兵助。Aには怒るな。
私に怒るなり何なりしろ」

「いや！そんなこと･･････！」

兵助「さすがに先輩にそんなことできません。後日話聞きますので
帰ってもらっていいですか？」

仙蔵「･･････あぁ」



そうして先輩は帰った･･････けど。
とんでもなく気まずい。

なんて思ってると兵助の口から出たのはあり得ない言葉。





兵助「･･････もうやめよう？」

「････え」

　

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