私、再び戻ってまいりました！４

152話 ページ22

秀作「はーい！少し待ってくださいね―――！」


扉を開けてもらうためにいつも通り門をたたいた。
いやぁたったの1日間だったのに懐かしく感じるね･･･！


･･････などと思い出に浸っている場合ではない。
早くここはみんなの状態を確認して、
えっと兄に会って、できるだけ早めに兵助と仲直り･･･！

そして天女をうまくどうにかして還す。悪いやつだったらね。



神様は私を見放してなんかないよな？



私はきっと見守られてるよ。
誰にも見えなにかに。

だからこうやって少しの間だけど幸せにいれたんじゃないか。




それに天女がたとえ悪いやつでも私たちは仲間、
たとえ妖術だろうが何だろうが変わらない、


仲間なんだ。


天女なんかには到底壊せない強い絆があるのだ。
すぐに壊せるはずがない。


いや、永遠に･･･！




ってか小松田さん遅いな。
なにしてるんだ？



秀作「お待たせしました―！！」


「･･･やっとですか？」



全くさすが憎めない事務員さんだ。

しかしこの後の言葉で私は絶望にまで至る。





秀作「あれ･･････









　







どちら様ですかぁ？？」







「―――――――――――――――――はい？」




　

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