私、再び戻ってまいりました！４

151話 ページ21

とき「ま、そんな事置いといて」

治平「そんな事て」



「･･･そうですね、私やっぱり忍術学園に行くのやめ―――









ませんよ！！残念でしたね！」



治平「このうえない苛立ち」


兄上だって待ってる。後輩ちゃん達は不安でいっぱいかもしれない。
そんな中今みたいにバカやってられないんだよ。←

私は―――――




とき「あんたならそう言うだろうとは思ったけど」


そう言って軽くため息を吐くときさん。本当にお姉さん･･･
いやお母さんみたいだ。



「私、忍術学園が大好きだから･･････！」



そこまでいうと二人が同時に今まで聞いた中で一番大きな
ため息を吐いた。
え、ギネスとか目指す気ない？？


治平「･･･止められそうにないし･･････」

とき「行かせてあげましょう」



なんて話の早い人たちだ(なんていい人たちなんだろう。
私の我が儘を聞いてくれるなんて―(棒)


治平「その代わり、絶対に無理しないこと。辛いことがあったらすぐ帰ってきなさい。
今回の天女は今までのとは違うらしいからな」

とき「正直あんたのダメっぷり生活見てみたいけど･･････待ってるわね」


「う、うわぁぁあ！二人ともぉぉおおおお！！」



とき「泣くな寄るな抱き着くな」

「ういっす」



この場所は暖かい。
私にとっては･････････







それでもみんなが大好きだから、忍術学園が大好きだから。

私は―――――






忍術学園に帰ります。

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