147話 ページ15
ときさんは少々怯えながらも今は普通に話せている。
今なんて魚講座受けてるじゃん・・・。
私は網問くんと話したいことがあったから二人で海にいますね、はい。
網問「天女は帰ったんだってね」
「うん、何とかね」
話したい事、そう。
「あのね、言いたいことってのは・・・・・・
私、網問くんのおかげで天女を無事に還せたし、
殺さずに済んだんだと思う。
本当にありがとう」
網問「俺は当たり前のことを言っただけだよ。
あとはAが頑張ったんじゃないか。
それに成長したよ、Aはさ。」
そう言って石を海に投げた。
「・・・でもあの時に、網問君と会って、命は尊いものだって
言ってくれなかったら私はこの手で人を殺めていたかも。
・・・でもね、その言葉があったから天女とも、色んな人とも
打ち明けられた。
あの友達・・・・・・ときさんもそうなんだ。」
私はそこらへんに落ちていた海藻を投げた((
網問「会ってないうちにそんなたくさんのことがあったんだね」
本当に、
「・・・・・・いや〜、元・大嫌いだったやつここまで助けられるとはね」
網問「元・でしょ?だよね!?今は違うよね!?」
網問くんとは恐るべき大の嫌い同士だった。
・・・でもいつからか仲良しすぎかよ、なんて言われるコンビになった。
この変わりようよ。
「今は大好きだよ、友達として!」
網問「なんだ、友達として?期待したのに―!」
「彼氏いるし」
・・・・・・多分。
網問「・・・・・・・・・うそ・・・・・・」
石化してしまった網問くん。
どうしたの?
「あっ、ときさん帰るのかな?もう夕方だからな。
じゃぁな!網問くん!!」
石化してても手はふっておこう!
そうしてときさんと治平さんのいる家に帰った。
網問「帰っちゃったか・・・・・・」
少し複雑な気持ちを覚えながらもなんだかAが元気に
話しているところを見て微笑ましく思った網問は一人で静かに笑った。
77人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
天然水豆腐(プロフ) - hina hihoho2さん» さすが仲間。色々似ているもの同士!!これからもよろしく・・・ (2018年7月26日 15時) (レス) id: 50e857828e (このIDを非表示/違反報告)
hina hihoho2(プロフ) - 天然水豆腐さん» 安心しなされ。同士よ (2018年7月26日 15時) (レス) id: 54a67b7290 (このIDを非表示/違反報告)
天然水豆腐(プロフ) - hina hihoho2さん» よっしゃ!今日中に作るぞ☆(多分)コメがめちゃくちゃ欲しいだけの天然水豆腐なんだ・・・許しておくれぇええええ! (2018年7月26日 15時) (レス) id: 50e857828e (このIDを非表示/違反報告)
hina hihoho2(プロフ) - 早く作って!君はコメが欲しいだけなのかい笑同士よ (2018年7月26日 15時) (レス) id: 54a67b7290 (このIDを非表示/違反報告)
hina hihoho2(プロフ) - 天然水豆腐さん» 魔の廊下だね。生首バレーボール大会だね (2018年7月13日 22時) (レス) id: 54a67b7290 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:天然水豆腐 | 作成日時:2018年7月4日 14時