私、再び戻ってまいりました！４ (ページ11)

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143話ページ11

「という訳で豆腐屋到着！」

久し振りの･･････兵助と初めて出会った思い出の店！
･･･本当は２人で来たかったんだけど。

いやいや！今は気分転換で来てるんだからな！
今はどうでもいいじゃないか！

「店主―――！！」

店主「はーい、お客さん。何を･･･お、君は･･････」

「お久しぶりですね！名前は言ってなかったかもですけどAって言います！」

店主「Aちゃん･･････え、待って？兵助の好きな子？」

「えぇっと･･･付き合ってました」

そこまで言うと店主は女子同士で話しているように
キャピキャピっぽいテンションだった。

「店主は恋のキューピットですね」

店主「て、照れるな･･････で、今はどうなんだい？」

今は、の言葉に言葉が詰まる。
なんて言えばいい？

･･････順調ですー(はぁと
とかでも言っておく？((

店主「ははん、うまくいってないんだろ」

「！？凄い･･････メンタリスト？？？」

店主「まさか。でもその反応見りゃ誰でもわかる。」

「･･････お恥ずかしい」

店主「そんなの誰にだってあるさ、理由はそれぞれだけど。
そう言うのを積み重ねていって、夫婦とかになるんじゃないか？」

ふ？

「ふっ、夫婦！？！？」

店主「？そう、夫婦。いつかそうなりそうだ。
もしそうなったら忘れずに私にも伝えるんだよ！」

「･････････はい！」

あー、かなりいい気分転換になったな･･･。
あ、でもこれからどうしよう････････････。

泊まる所なくね？
･･･探すか←

さようなら、と言い店主と泊まる家を探すべく別れた。

店主「君はきっといい奥さんになる」

微笑ましい顔で呟かれたのも知らずに。