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「お久しぶりです」
私はすっかり本のことなど忘れていた、目の前にいる人を見ていた
その目の前にいる人は相変わらず初めて会った時の様に笑っていた
伊「久しぶりだねAちゃん」
何でだろう色々なクイズ大会や試験を受けて緊張するでもなれる
それなのにこの人の前では凄く緊張してしまう
いつも通りの私ではいられなくなる
伊「今日はどうして東京に？これをわざわざ買いにここに来たわけではなさそうだね
もしかして高校が東京なのかな？」
「いえ、今日は幼馴染の家に泊まりに来て東京観光をしてもらっているんです」
伊「そっか、じゃあ自由に連れまわせないね」
「え、どういうことですか？」
伊「ううん何でもないよ、ここにはどの位ここにいるの」
「あ〜私は本屋にいると一時間は出てこないって言ってありますから一時間ですかね
分からないですけど」
そう言うと伊沢さんはニマッと笑って私の手を取って歩き始めた
「い、伊沢さんどこに行くんですか」
伊「本屋の中だけど一時間半くらいだけデートって事でちょっと付き合って」
「どこに行くんですか」
そう言っても伊沢さんは足を止めなかった
エレベーターに乗って伊沢さんはボタンを押した、その間も伊沢さんと手を握っていた
私は異性で手を握ったのは颯くんとお父さん以外初めてだったためエレベーターに乗っている時も
心臓がバクバクと鼓動がとても苦しかった
そんな時に伊沢さんが振り向いてきた
伊「どうしたのAちゃんなんか苦しそうだけど」
「その、私異性と手を握ったのってお父さんとそ、幼馴染だけなので」
私が下を向きながら話した
伊「そうなんだ、ねえその幼馴染って水上だよね」
私は顔を上げた、すると伊沢さんの顔がすぐ近くに合ってびっくりしたのと心臓の鼓動が
さっきまでとは比にならないほど激しく心拍を打っている
私は頭をフル回転させた
(え、私そんな事言ったっけ、ううん言ってない、じゃあ伊沢さんは何で知ってるんだ)
伊沢さんは相変わらず笑いながら教えてくれた
伊「だって三年前に学校に来た時にAちゃんとクイズしたじゃん
その時に水上から聞いてたんだ、びっくりしたでしょ」
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ゆー@げん推し(プロフ) - 主人公ちゃんが中一の時には大学1年生、水上さんと川上さんは同い年ですので主人公ちゃんが中３の時には大学3年生だと思います。あえて年齢を操作しているなら申し訳ございません。このコメントは実名出しているので消していただいても構いません。 (2020年6月15日 15時) (
レス) id: f95722fc78 (このIDを非表示/違反報告)
ゆー@げん推し(プロフ) - 初コメ失礼します。物語がとても面白く一気に読んでしまいました。更新楽しみにしています！！それと1つ気になるところがあるのでコメントさせていただきました。主人公は98年生まれということはこうちゃんの一つ下、伊沢さんの4つ下ですので (2020年6月15日 15時) (レス) id: f95722fc78 (このIDを非表示/違反報告)
リンさん - ありがとうございます！！ (2020年6月7日 12時) (レス) id: 49abd7ed9a (このIDを非表示/違反報告)
あかり(プロフ) - いつも更新楽しみにしてます！！頑張ってください。物語最高すぎます。 (2020年6月6日 0時) (レス) id: de4824e631 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：リンさん | 作成日時：2020年5月21日 0時
