再び ページ46
「颯くん？結構歩いているけどどこに行くの」
颯くんは何も言わなかった
「颯くん聞いてる？お〜い」
私は手を思いっきりブンブン降った
水「痛てっ、もうちょっとだからまってよ」
「だって東京に来たのにさ、ねえどこに行くのかだけ教えてよ」
水「秘密だよ」
微笑みながら言った、かっこいいのがちょっとムカつく
そこからまた少し歩いてついた
町中の凄く大きい建物だった
「颯くん、ここなに？」
水「Aちゃんが好きな物だよ」
「私の好きな物？う〜んなんだろう、水族館とか」
水「違うな〜」
「じゃあ映画館？」
水「違うよ」
「も〜意地悪しないで教えてよ」
水「ここはね日本で一番大きい本屋だよ」
「え！ここ全部本屋さんなの」
水「うんAちゃん、本好きでしょだから連れてきたんだ」
「颯くんすっごく嬉しいんだけどね、私本屋さんに入ると一時間は平気でいるよ」
水「知ってるよだから僕は一階のカフェで待ってるから、自由に見てきなよ
でも一時間たったらここに来てよね、それを約束できるなら行ってきていいよ」
「いいの？」
水「楽しんできてね」
私は颯くんの手を離してエレベーターに乗って行った
ここの本屋は私が想像していた何倍も大きかった
それに量も多かった
「多すぎてどれから見ればいいか分からないよ」
でも私は真っ先にクイズの本が置いてあるところに向かった
それには理由がある、それはＱｕｉｚ Ｊａｐａｎの本を買うためだ
静岡では売ってなくてどこの本屋に行ってもなかった
だからこの東京着たら一番することリストの中に合って買おうと思っていたほどだった
「あったあった！これだ」
本棚の所に一冊置いてあったのを見て手を伸ばした
その時隣からも手が伸びてきて私達は本を触った
「あ、すみません」
私は反射的にお辞儀をしてしまった
？「あの、こっちこそすいません」
聞いたことのあるような声だった、私はゆっくりと顔を上げた
そこにいた人は私に少し嫌な記憶を埋め込んだ人だった
「伊沢さん......」
伊「もしかして、Aちゃん？」
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ゆー@げん推し(プロフ) - 主人公ちゃんが中一の時には大学1年生、水上さんと川上さんは同い年ですので主人公ちゃんが中３の時には大学3年生だと思います。あえて年齢を操作しているなら申し訳ございません。このコメントは実名出しているので消していただいても構いません。 (2020年6月15日 15時) (
レス) id: f95722fc78 (このIDを非表示/違反報告)
ゆー@げん推し(プロフ) - 初コメ失礼します。物語がとても面白く一気に読んでしまいました。更新楽しみにしています！！それと1つ気になるところがあるのでコメントさせていただきました。主人公は98年生まれということはこうちゃんの一つ下、伊沢さんの4つ下ですので (2020年6月15日 15時) (レス) id: f95722fc78 (このIDを非表示/違反報告)
リンさん - ありがとうございます！！ (2020年6月7日 12時) (レス) id: 49abd7ed9a (このIDを非表示/違反報告)
あかり(プロフ) - いつも更新楽しみにしてます！！頑張ってください。物語最高すぎます。 (2020年6月6日 0時) (レス) id: de4824e631 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：リンさん | 作成日時：2020年5月21日 0時
