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颯くんの手が耳から離れた時に急に抱きしめられた
「そ、颯くんどうしたの？いきなり」
そう言ったらすぐに離した
水「何でもないよ、そろそろ帰らないと新幹線の時間無くなるよ」
私は急いで腕時計を見た
「やばっ、颯くん私帰るね」
カバンをもって教室から出ようとしたら
伊「宮園さん」
「はい」
伊「頑張ってね、僕の所まで」
「....ありがとうございました」
水「送ってくよ、校門まででいい？」
「ありがとう颯くん」
教室から出た、朝来た時とは違って人がまばらで歩きやすかった
でも私の心は朝よりもどんよりしていた
「颯くんお願いがあるんだけど」
颯くんは振り返って私を見た
水「どうしたのAちゃん」
「校門まで手繋いでてほしいの」
そしたら颯くんは何も言わず手をつないでくれた
颯くんの手はとっても温かかった
校門まであっという間についた
「じゃあね颯くん」
と言って振り向き歩き出そうとした
水「Aちゃん！！」
「なあに？」
水「何かあったらすぐに僕に言ってよ、僕はAちゃんの味方だから」
私は泣きそうになったのをぐっとこらえて
「ありがと、大好きだよ颯くんバイバイ」
手を振りながら歩き出した
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ゆー@げん推し(プロフ) - 主人公ちゃんが中一の時には大学1年生、水上さんと川上さんは同い年ですので主人公ちゃんが中３の時には大学3年生だと思います。あえて年齢を操作しているなら申し訳ございません。このコメントは実名出しているので消していただいても構いません。 (2020年6月15日 15時) (
レス) id: f95722fc78 (このIDを非表示/違反報告)
ゆー@げん推し(プロフ) - 初コメ失礼します。物語がとても面白く一気に読んでしまいました。更新楽しみにしています！！それと1つ気になるところがあるのでコメントさせていただきました。主人公は98年生まれということはこうちゃんの一つ下、伊沢さんの4つ下ですので (2020年6月15日 15時) (レス) id: f95722fc78 (このIDを非表示/違反報告)
リンさん - ありがとうございます！！ (2020年6月7日 12時) (レス) id: 49abd7ed9a (このIDを非表示/違反報告)
あかり(プロフ) - いつも更新楽しみにしてます！！頑張ってください。物語最高すぎます。 (2020年6月6日 0時) (レス) id: de4824e631 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：リンさん | 作成日時：2020年5月21日 0時
