2、番外編 ページ2
ゼノ「娘さん!兄ちゃん!ボウズに白龍、青龍、緑龍!!ちょっとゼノの話聞いてくれるー?」
なんて、木々に囲まれテントを張っているみんなに声をかけるゼノ。
ユン「なに?僕、夕飯の準備があるんだけど。」
ゼノ「いーからいーから!すぐ終わるからァー!ね?じゃあ、はなすよー!」
なんて、木に凭れて話し出すゼノの話をみんなが耳を傾ける。
四人の戦士、四龍はそれぞれ与えられた能力で、部族を率いて緋龍王を守り国の混乱を鎮めた。やがて戦い疲れた緋龍王は眠りにつき、役目を終えた戦士達は自らの力を人間の手に余るものと考えいずこかへ消えたという。
ゼノ「っていうのが一般的に知られている話なんだけどー。その話にはもうひとつ話があって……」
ある戦いの時、負けが目に見えている戦いに挑んでいた四龍と緋龍王達の前に白銀の龍の血を引いた、額に真っ赤な鱗がある透明感ある真っ白な女性が舞い降りた。その龍は負け戦にもかかわらず勝利に導き、幾度と勝利へと導いた。
その後、幾度と戦場に立つうちに緋龍王と白銀の龍は恋に落ち結ばれる……そして、王が眠り悲しむ四龍達に白銀の龍は自分そっくりの
みんながバラバラになるまで、その子は四龍に守られながら、育てられた。が、その子は育つことかなかった。
やがて、3人の戦士はバラバラに各地ちらばった……その子は黄龍が連れて旅することになったが……旅の途中、その子は誘拐されて姿を消した。
ゼノ「って言う裏話!!どう?どうだったー?」
ヨナ「……額に真っ赤な鱗?」
ハク「それって……まさか……」
ジェハ「へぇー。ヨナちゃんの妹ちゃんの額にもあったよね〜〜」
キジャ「そうであったなぁ!」
シンア「…………」
ユン「そういえば……イクスが白銀の龍とかなんとか言ってたような気がする……」
そう言って、ゼノの以外が顔を見合わせたが……やがてみんなが声を出し笑う。まさかァ〜って。それを微笑みながらもみんなを見るゼノ……
ゼノ「運命ってすごいなぁ〜〜〜!!」
なんて、笑い合うみんなに抱きついたゼノがいた……
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遥(プロフ) - 海未さん» コメントありがとうございます!好きと言っていただけて嬉しいです!!更新遅めですが、最後まで書くのでお待ちください! (2020年11月1日 22時) (レス) id: c53d9db867 (このIDを非表示/違反報告)
海未(プロフ) - 凄く面白くて好きです…!こんな話を待ってた、更新頑張ってください〜! (2020年11月1日 20時) (レス) id: a7c47992ac (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:遥 | 作成日時:2020年9月21日 18時