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馬を飛ばし緋龍城に戻ってこれた。私はスウォン様と部屋に戻る……怒っているだろうか。リリと勝手に着いてきて……
ス「ハル……怪我はないですか？」
貴「え、はい。ありません。」
ス「良かった……」
同じソファーに座りユウノ茶を飲む……
あれ？おかしい……私……数時間前にスウォン様にこ、告白した……はず、だよね？
チラッとスウォン様を見ればスウォン様はいつものようにのほほんと花を散らしながらユウノ茶を飲んでいる……
私は……スウォン様に恐る恐る近づく。言うなれば、猫が隠れつつもゆっくり近寄ってくる時みたいに。
ス「……ｸｯ……どうしたんですか？ハル……」
クスクス笑われ私は赤面をかくしながらもなんでもない。と、元いた場所に戻ろうとすれば、肩に腕を回され引き寄せられ、背中にスウォン様の温もりを感じ、ますます恥ずかしくなってしまう。
ス「まったく、あなたという人は……こちらが気にしないように過ごしていたというのに……困った人だ……」
貴「え……？」
ス「……今朝、【この先がどんな道であってもっ！！私はあなたについて行きますっ！！スウォン様が私を嫌いになったとしても……私は……スウォン様が好きですっ……】という言葉。それに触れず、聞かなかったことにしようと思ったのに……な……」
一言一言を間違わず、耳元で囁かれたかと思えばクルッと向きを変えられ、私はスウォン様の膝の上に座らされる……
顔と顔の距離が近く顔を伏せようとしたが……それをスウォン様の手により止められ、目と目が合う。
ス「やっと……やっと、ハルの気持ちが聞けました……」
好きですよ。ハル……なんて、目を見ながら言われればどうしていいのか分からなくなり……とりあえず、赤い顔をスウォン様から隠すため……スウォン様の胸に顔を押し付けた………
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遥(プロフ) - 海未さん» コメントありがとうございます！好きと言っていただけて嬉しいです！！更新遅めですが、最後まで書くのでお待ちください！ (2020年11月1日 22時) (
レス) id: c53d9db867 (このIDを非表示/違反報告)
海未(プロフ) - 凄く面白くて好きです…！こんな話を待ってた、更新頑張ってください〜！ (2020年11月1日 20時) (レス) id: a7c47992ac (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：遥 | 作成日時：2020年9月21日 18時
