42粒 ページ42
期待した目をリドルに向けたままの監督生さんに、不思議に思いながらも監督生さんたちを見ていればリドルは溜息をつきながらも紙袋を受け取る。
リドル「何でもない日のパーティーにマロンタルトを持ち込むべからず……ケイト、悪いけどトレイに渡してきてくれるかい？」
ケイト「はいはーい！じゃ、監督生ちゃん。このマロンタルトは1度ハーツラビュル寮の厨房に持って行って、パーティーが終わったあとに切り分けて食べるね？だいじょーぶ！監督生ちゃんの分はトレイくんに包んで貰っとくからァ〜」
なんて、紙袋を受け取り歩いていくケイト。それにあんぐりと口を開いて固まる彼女。
リドル「さぁ、君たちもパーティーを楽しむといいよ。ちゃんと、君たちが連れてきたお客様をおもてなしするんだよ？」
はい寮長！と、監督生さんを連れて去っていくエースとデュース。監督生さんは未だ固まったまま。
リドル「ほら、Aこれもおたべ？」
「え、でもこれ最後の一切れ……」
なんて、最後のいちごタルトを皿に乗せてくれるリドル。
リドル「遠慮はいらないよ。僕は君が食べているのを見てるのが好きなんだ。食べてくれると嬉しいんだけど……ダメかい？」
「変なリドル……フフでも、ありがとう。」
なんて、いちごタルトにフォークをいれて1口サイズに切ってリドルにさしだす。
「私も、リドルが食べているのを見るのが好きだから……あーん」
なんて……リドルは私に戸惑いながらもパクっと口に入れる。自分の行動に顔を真っ赤にするリドルを見ながらもくすくす笑って居ればリドルも笑う。
私はリドルと笑いながらも背後にひしひしと感じる視線を受けた。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 30人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
遥(プロフ) - リリアガチ恋勢さん» コメントありがとうございます！すみません（汗）ちょっと読んだことがないので分からないんですが（汗）調べたところ読めるようなので読んで見ます！！お返事遅くなりましたがコメントありがとうございました！ (7月17日 10時) (
レス) id: 63740bca63 (このIDを非表示/違反報告)
リリアガチ恋勢 - 面白かったです！あのもしかしてなのですがある物語って【宝石少女は涙を流さない】ですか？あれも面白いですよね！ (7月8日 18時) (レス) @page10 id: 494ee42535 (このIDを非表示/違反報告)
遥(プロフ) - ざくろさん» すみません。読み直してみたものの。キャラの名前を出すところが間違えていない？の部分が分かりません。どの部分か教えてくださったらありがたいです(汗) (2021年2月8日 21時) (レス) id: c53d9db867 (このIDを非表示/違反報告)
遥(プロフ) - ざくろさん» コメントありがとうございます。自分でもそう思ってますので後々治していきますね！ご指摘ありがとうございました！ (2021年2月8日 14時) (レス) id: c53d9db867 (このIDを非表示/違反報告)
ざくろ - キャラの名前出すところ間違えてない？色々可笑しい。ちゃんと読み直して更新した方がいいやろ。ざけんな。 (2021年2月7日 16時) (レス) id: 299b035d7b (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：遥 | 作成日時：2020年12月6日 0時
