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そうしていたらどこからともなくゴリラが現れる。
近「ガハハハハ！どれ、俺も一口頂こう！！」
なんて、タッパーを片手に現れたゴリラに固まる一同。1番に動いたのは妙ちゃんで……
妙「何、レギュラー見たいな顔して座ってんだゴリラァー！！」
なんて、ハリ手をくらわす妙ちゃん。ボコボコに殴る妙ちゃんを見ながらみんな花を見ながら弁当を食べ始める。そうしていれば、私の皿に手が伸びてきて、その手を辿れば総ちゃんがいた。
銀「オウオウ、むさい連中がゾロゾロと……なんか用ですか？キノコ狩りですか？」
なんて、聞こえてくる。
沖「姐さん……それ、姐さんが作ったんですかい？」
貴「私と妙ちゃんがね？それより、総ちゃん達もお花見？一緒にどう？」
なんて、誘う私に銀さんが止める。
銀「チンピラ警察となんかと一緒に花見なんかしたくねー！！」
土「んだと！？」
貴「…………」
近「まぁ、兎に角……お妙さんだけ置いて去ってもらおーか！」
沖「姐さんも置いていくでさぁ……」
土「いや、遥さんもお妙さんも去ってもらおーか」
沖・近「いや、(お妙さん／姐さん)はダメ(だって／でさぁ)」
土方さんが言った言葉に総ちゃんとゴリラが言い直すが、銀さんと神楽ちゃんが怒る。
銀「何勝手な事言っちゃってんの？幕臣だか何だか知らねーがなぁ……遥を置いて去る訳には行かねぇーんだわ……俺たちをどかしてーなら。ブルドーザーでも持ってこいよ」
神「遥姉は渡さないアル！！遥姉付きの私らをのかしてぇーなら、フライドチキンの皮持ってこいよ」
妙「ハーゲンダッツ1ダース持ってこいよ」
定「フシュー！」
なんて、銀さん、神楽ちゃん、妙ちゃん、定春が睨む中、真選組もやる気だ……
新「遥姉さん……なんか、もう、花見なんてどうでも良くなりました。帰っていいですかねぇ……」
貴「んふふ♪弁当まとめて帰ろっか！」
なんて、話をする私たちに何故か、叩いてかぶってジャンケンポン。勝負が始まった。
神楽ちゃんＶＳ総ちゃん
土方さんＶＳ銀さん
ゴリラＶＳ妙ちゃん
だ……
新「…………もう、なんか、いいや。」
諦めて遠くを見つめる新くんに苦笑しながらも戦いを見守っていたらもう、何これ。ってぐらいにどうでも良くなって、勝負を見守っていた真選組の皆さんとお弁当を広げて楽しくお花見をしたのでした。
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作者名：遥 | 作成日時：2019年1月10日 12時
