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弁当が出来上がり、先に場所取りしてもらっていた万事屋メンバーと合流する。
銀「ワリーな姉弟水入らずの所を邪魔しちまって。」
妙「いいのよー!三人で花見しなんてしてもさびしいだものねぇ、新ちゃん?遥姉さん?」
貴「うん。そろそろお昼だと思うし。さて、そろそろ弁当にする?」
なんて言えば、食べたことがあるのか銀さんと神楽ちゃんは顔を真っ青にするが……弁当の蓋を開ければ私と妙ちゃん以外が驚いている。お重を広げれば綺麗に詰められているお弁当……
銀「んぁ?これは遥が作ったのか?」
妙「いやーねぇー!銀さん、私と遥姉さんが作ったに決まっているでしょ?」
神「……姉御の卵焼き無いアル」
貴「ふふふ。妙ちゃんの作った卵焼きは、ちゃんと入ってるわよ?卵焼き担当だものね?」
そう言えば、私と妙ちゃん以外の皆が卵をとり顔を見合わせて一斉に口に入れるのを見ながら定春に犬用のお弁当を出してあげる。
銀「う、うっまーーー!」
神「美味しいネ!」
新「美味しいですよ!姉上!!」
妙「あら?どういう意味?いつも。美味しい。でしよ?」
なんて会話を聞きながら定春にもたれかかりお皿に取ったおかずを食べた。
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作者名:遥 | 作成日時:2019年1月10日 12時