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ま薬の取引が行われていると思われしき舟に来てるんだけど……




貴「海賊のコスすることに意味なんてあるのでしょうか?ってか、これすげー恥ずいんですけどぉー!?」




私はいかにも女の海賊。とでも言えるコスをしている。肩がパックシ出ていてコルセットのせいで胸が強調され、恥ずかしい程の谷間。そして、前は短く後ろは長い際どいスカートを履いている。それに、白い肌が赤い布のせいで艶っぽくすごく色っぽいく見える。




桂「…………遥殿は……やっぱりお留守番の方向で……」



銀「銀さんの息子がァ……」



貴「いやよ!コスなんてしなくてもいいじゃないの!!ってか、何この服装。わたし、暴れられないじゃない!」




腰に手を置き怒る私に2人は鼻を抑えてもがいている。手の隙間からは、あかい液体がぽたぽたとこぼれ落ちている。




貴「………仕方ない、やろうども!あたしに着いてきな!!」



銀・桂「イエッサァ!キャプテン ハル!!」




なんて、ノリノリの私達は船に乗るために……とりあえず面接を受けることにしたのだった。




――――



「だぁーからぁー!ウチはそーゆのいらねぇって。」



銀「連れねーなぁ……」





ただいま目的の船で面接を受けたいと船に乗っているであろう天人に話しかけて面接の話を持ちかけるが門祓いで話も聞いてくれない。



銀「俺達も海賊になりてぇーんだ。なぁ、ズラとハルちゃん?」



桂「ズラじゃないキャプテンカツーラだ。」



ってか、銀さんも桂さんも顔に傷跡を書いてる。けど、全くリアルティーがない。じゃなくて……このままでは船に乗ることも出来ない。そうなるなら嫌だが、仕方ない……




貴「おにーさん。私、海賊の女になるのが夢なの……少し、少しだけでいいから頭にあせてぇー?」




なんて、服装を手練手管に上目遣いして対応していた天人を見れば顔を赤く染めて鼻の下を伸ばしていた。

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作者名: | 作成日時:2019年1月10日 12時

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