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家で昼食の準備をしていたら妙ちゃんが真剣な顔でリビングに入ってくる。




妙「姉さん……少しいい?」



貴「いいけど……どうかしたの?」




なんて、火を止めて話を聞こうと居間に行きちょうどいた新八くんと話を聞けば。結婚を申し込まれたという。



貴「え、どこの人?イケメン?収入は?職業に学歴は?」



新「遥姉さん落ち着いてください……で、どうするんですか?」



妙「もちろん。丁重にお断りしたわ。初めてあったのにあんなにしつこく迫ってくるなんて……あんまりしつこくって鼻にストレート決めて逃げてきたわ……」





なんて、笑顔でくすくす笑う妙ちゃんに戸惑いながらも話を聞いていれば。家の外の電柱にむさい男がいて……「お妙さんーー!!結婚して下さァーーーい!!二度や三度振られたくらいでぇーー!!」なんて、叫んでるゴリラが見える。




貴「……新くん。動物園からゴリラが脱出してきてる……」



新「遥姉さん!?しっかりしてください!!あれは人間ですよ!?って、姉上!?その重そうなお盆でなにおぉ!?」




ゴリラを見てれば妙ちゃんが立ち上がり近くにあった普段は軽そうに見えたが、何故か今は重そうに見えるお盆を持って廊下に出るとゴリラに向かってほり投げる。思わず拍手したくなるほど性格にゴリラの顔面にあたり、ゴリラは電柱から落ちていく。




妙「帰れぇーーー!このゴリラぁーーー!」




なんて叫ぶ妙ちゃんを見ながらも妙ちゃんと一緒に廊下に出てまさかの姉の行いに目をあんぐりさせる新くんに微笑みかけて





貴「ね?妙ちゃんもゴリラって言ってるからね?あ、それと……あのゴリラに塩まいといで。うちの妹が欲しけにゃまず姉をとおせって。」

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作者名: | 作成日時:2019年1月10日 12時

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