水溜りでボンドな日常3 (ページ13)

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おまけページ13

カンタside

カ「遅いー…」

ト「お前分かってる？さっきからそれしか言ってないよ？笑」
キ「カンタさんやばいっす笑」

トミーとキイチに笑われるけどこんなに遅い時間まで帰らないなんて不安。危ない。

ト「そのうち帰ってくるって笑たまの休みくらいゆっくりさせてやれ笑」

キ「休みといえるもんでもないですしね笑」

と言うのも、Fischer's宅にお手伝いに行ったというAがなかなか帰ってこないのだ。

カ「だってもうこんな遅い！何かあったらどーすんの！心配！」

おかげで編集にも集中できない。

ト「何にがあるって言うんだよ笑
それにさっき電話あったんだろ？Aから。」

カ「それが問題…」

それは30分前のこと。

。
。

『カンタ？ごめんね、今日撮影までに帰れないかも。トミーにも伝えといて？』

カ「了解。あんまり遅くならないでね？」
『分かった。』

ここまでは普通の会話だった。
しかし、

シ「あ、カンタだ！今日はA1日中借りちゃっててごめんな～。」

電話口から聞き慣れた声が。

カ「シルク！良いけど早めに帰せよ？」

シ「えぇ～どうしよっかなぁ～。そう言われると帰したくなくなるわぁ笑今日泊めていい？笑」

『え！楽しそう笑』

カ「え？！だめだめ！そんなの許可しません！」

泊めるって、楽しそうって！

シ「えー？いいじゃーん。
あ、今スマブラしててさ。A超つえぇ笑」

『シルクが教えてくれたからだよ笑』

カ「ふーん…。」

電話の向こうで仲良さげな2人が容易に想像できる。
さりげなくタメ口になってるし…

シ「カンタ達と一緒に遊びたいから特訓してくれだって笑可愛いマネージャーさん持ったじゃん笑」

カ「…！」

『可愛いとか言わないの！さっきまでちびちびうるさかったくせに！』

いや可愛いです。一緒にしたいからとか…
今他の人の家に居るなんて不安になっちゃうじゃん。

カ「とにかく！楽しむのは良いけど、なるべく早めに帰ってくること！分かった？」

『はーい。』

。
。

カ「はぁー…。」

思い出すとまた不安になってしまう。

ト「お前ほんとやばいぞ笑何があったんだよ笑」

カ「心配すぎる。いやFischer'sには不安はないんだけどね？あんな可愛いことするから…。」

キ「あー、分かったような気がします笑」

カ「でしょ？！」

ト「いやわからん笑」

結局帰ってきたAが、水溜りハウスの全員から説教を受けるのは数十分後の話。