関わりのない人…として見ていたはずが…。【黒バス】

＊第４話＊ ページ5

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＿＿放課後


｢あー…だりぃだりぃ。なんで役員選ばれてんだよコノヤロウ。｣


＿ま、あからさまにいやな顔して私が悪いんだけどね。


ブツブツ言いながら着いた会議室。今日はここで委員会があるとのこと。

＿＿ガラッ



｢失礼しまーす…｣

入ると結構な人が。
＿まぁ、全クラスだもんね。私だけか？来てなかったの。

ちょっとすみませんな気持ちで入った私。みんなからの目線が…い、痛い…。


恐る恐る開いている席に座る。


｢では、始める。｣


あ、やっぱり私が最後だったみたい。


｢起立、礼、着席｣


なんか、授業みたい。やだな、静かすぎて。もっと楽しくいきたいよ。


｢では、自己紹介から始めるぞ。｣


そう言って立ったリーダー的な人。

この人知ってる…たしか…バスケ部のカラフルな…えっーと。


｢３年４組、虹村だ。今回、リーダーを務めることになった、よろしくな。｣


あーそうだそうだ！！虹村先輩だ！！名前虹村なのに髪の毛虹色じゃないってこの前那海と話してたんだ！！←


だってキセキなんか！ほら、あれだよ、あのーほら。あれ、ね、あのー…あれ。


すみません、なにもないです。



虹村｢じゃあ、２年１組からよろしく｣


｢はい!!取越 苦労です！よろしくお願いします！｣


｢…はい？｣


…取り越し苦労？

ちょっとまて！！取り越し苦労くん！？うそ、え！？そんな名前…ええ！？母親ぁぁあ！！あまりにも可哀想だろうよぉぉおお！！名字はしょうがないけどぉぉおお！！

思わず｢…はい？｣って声に出しちゃったよぉお！！！


チラチラ周りを見るがみんな気にしてない様子。



虹村｢…じゃあ、次。２年２組。｣


｢はい。影薄 すぎだろうです。宜しくお願いします。｣


｢…は？｣


ちょっと待てちょっと待てお兄さんだよ！！なに！？影薄すぎだろう!?みんなの母親どうした!?まともな名前が付けられないんですか!?取り越し苦労くんといい、君といい…ほんとうに、どうしたよ。


またチラチラ周りを見るけどみんな気にしてない様子。


＿＿と、ふと、虹村先輩と目が合った。



そして、笑われた。

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