幼馴染み11 ページ13
(京治君は怒らせたら後がヤバイ…！)
そう察したAは注文を受け、厨房に行った
「えっと、カレー2つにハンバーグ1つ、豚カツ定食が…」
兎「なぁなぁ、赤葦…」
赤「なんですか」
兎「Aさん、すっげぇ美人だな！」
赤「…そうですか？」
赤(そうとは思わないんだけど…)
赤(肌白いし、顔は整ってる方だとは思うけど…)
兎「赤葦？」
赤「！はい、なんですか…」
兎「羨ましいっ！なんであんな美人な幼馴染みが…！」
「あら、ありがとう」
兎「！Aさん？！」
「ありがと、凄く嬉しい誉め言葉だよ、ほら、京治君まだいってくれる人いましたよー？」
赤「じゃあ、これから先はないですね」
「ひどい、この子ひどいよ…！おねぇちゃんそんな風に育てた覚えないぞっ！」
赤「育てられた覚えもありません」
「昔の京治君、あんなに素直で可愛かったのにっ…！どうやったらこんな性格に…！」
赤「うるさいです」
「」
兎「仲いいんだな〜…」
「でも、私最近東京に戻ってきたばっかなんだよね〜…京治君と会うのも3年ぶりだったし」
木「いままでどこいたんスか？」
「宮城」
猿「へぇ、宮城だったんですか」
「うん、バレーは強豪だったよ〜…今は堕ちた強豪、飛べない烏とか言われてるけど…絶対今年東京に来る気がするっ！！」
兎「へぇ〜…！一回戦ってみてぇな！」
「ふっふっふ、そう簡単には負けないぜ〜？」
木「見た目以上にノリいいっすね」
「そう？昔からこんな感じだよ？」
赤「…」
店「Aちゃん、これ運んで〜！」
「あ、はーい！それじゃ、ゆっくりしていってね！またあとで来るね〜！」
兎「いい人だな！」
赤「性格は優しい方だと思いますよ」
木「びっくりだわ、あとで連絡先聞こ」
兎「あ、俺もあとで聞く！」
赤「別に、もう会わなくなる気がするんですけど」
兎「また会うかもしれないだろ？」
木「そーそー」
「お待たせしました。ご注文いだだいた品をお持ちしました」
「…ごゆっくり」
すぐに離れていってしまった
兎「？どうしたんだろ…」
赤「何かあったんじゃないんですか」
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作者名：ふぁいなる☆マジック | 作成日時：2016年9月16日 23時
