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幼馴染み9 ページ11
朝御飯を食べる
向かい合って食べてるけど
目をあわせようとしないAさん
赤「…あの」
「！あ、え、何？」
赤「なんでそんなに目を合わせてくれないんですか」
理由は分かってるけど
なんでそれだけで
「あ、いやだってその…見ちゃったし…」
赤「たったそれだけじゃないですか」
「…嫌じゃないの…見られて」
赤「確かにずっと見られたりするのは嫌だけど、たった一瞬だったし」
「…ごめん」
赤「いいって。朝から面白いの見られたし」
「お、面白い？！」
赤「顔真っ赤にして目、隠して、あたふたしてるところが」
「わ、忘れて！？」
赤「無理」
「ひどいっ！！」
脛を蹴ってくる
赤「ちょっと、結構痛いんだけど、やめて」
「忘れるまで蹴り続けてやるっ！」
赤「なら、さっきの使っていじり続けるけど」
「ごめんなさい」
赤「単純すぎですね」
「うぅ…」
赤「行ってきます」
「行ってらっしゃい！学校がんばれ」
赤「Aさんも大学とバイト頑張って」
「うん、がんばる」
兎「赤葦はよ！」
赤「おはようございます」
兎「今日の帰り覚えてるよな？」
赤「…何でしたっけ」
兎「覚えてないのか！？今日は帰りバレー部で食べにいくって話してただろ〜？」
赤「そういえばそうでしたね」
Aさんに連絡しないと
ラ○ンを開く
赤葦:今日夕飯いらないです
A:了解！
既読早い…
まさか帰りによった店に
ある人がいるなんて思わなかった
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作者名：ふぁいなる☆マジック | 作成日時：2016年9月16日 23時
