年下不良彼氏×年上天然彼女　～剣城京介～ (ページ6)

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０４　ハプニングページ6

シュート練習中だった。

珍しく俺のシュートは外れて、ゴール近くの木に・・・

はぁ、めんどくせぇなあそこまで取りに行くのかよ。

てか、なんか人影が見えるのは気のせいか？

・・・あの女！！？

そう思ったとき、すでに遅かった。

「ドン－ッ!!!」

鈍い音が聞こえて、すぐに他の奴らはその異変に気づいたらしく。

「大丈夫！？しっかりして！」

「誰か保健室連れてってあげて!」

チッ・・・なんでよりによってあんなところに人がいんだよ。

しかも、女って・・・めんどくさいことになりそうだ。

そう思ったとき、監督の円堂さんが走ってきた。

円堂監督「おーい!大丈夫かぁー！？」

おいおい、この状況から大丈夫なわけないだろ。

倒れてるんだぞ・・・

こうなったのは俺のせいだが。

円堂監督「お前か？剣城」

そう円堂監督に言われてすぐにわかった。

俺がこの女を保健室に連れてけ・・・と。

円堂監督「練習はいいから、保健室に連れてってあげろ」

剣城「はい・・・」

あぁ、ややこしいことになった。

なんで俺がこんな目に・・・

目を覚ましたら絶対泣いてお説教だろな。

てか、なんでこの俺が

コイツをおぶっていかないといけないんだよ。