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婚約者6 ページ6

「今日何したんだ?」



コロコロあめをなめていると、悟くんがふしぎそうにきいてきた。
あ、悟くんはしらないんだ。

私はけいごにならないようきをつけながらせつめいする。



『えっと、ひととおりさほうのかくにんをしまし…したよ。いっぱいほめてもらえて、うれしかった…!』



せんせいのやさしいえがおがおもいだされ、私はおもわずほほをほころばせる。すると、悟くんはめをほそめてにこりとほほえんだ。



「よかったな。あいつは良い奴だろ?俺がお前の指導役に推薦したんだ」


『悟くんが?』


「おう。俺のおかげだろ?」


『うん!』



悟くんが私のためにせんせいをすいせんしてくれていたんだ。
そのじじつにこころがホカホカする。うれしい…!

ぽわぽわしていると、悟くんはなにかおもいだしたのか、えんがわにむかい、にわにでる。そしていちりんのはなをもってきた。


むらさきいろのあじさいだ。
きれい…!



「これ、やるよ。お前の色っぽいだろ!」


『…くれるの?私に…?』


「そうだろ。それ以外に誰がいんだよ」



私はまたもさしだされたプレゼントをすなおにうけとる。
そのとき、悟くんのてが私の頭にふれる。


悟くんの顔がいっきにちかづいて、ドッとしんぞうがはねた。


しろいきぬみたいな髪が、私のおでこにふれる。悟くんのあおいめが私をみている。
なぜだかそこだけにいしきがいって、悟くんからめをはなせない。



「よし!」



すうびょうして、悟くんのてがはなれる。頭にはあじさいのはながかざってあった。




「やっぱな!お前に似合ってる」




あかねいろのひかりにてらされて、なぜだか悟くんのえがおがすこしだけひかりおびているようにみえた。
なんでだろう…?

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設定タグ:呪術廻戦 , 五条悟
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AО777 - コメントありがとうございます!『五条悟の幼妻は離婚したい』と設定は似ているのですが、当作品はほのぼのあまーい感じを目標に書いているのでそう言っていただけて嬉しい限りです…!どうぞ当作品も宜しくお願い致しますっ…! (2月9日 6時) (レス) id: e34a889bc1 (このIDを非表示/違反報告)
しろりん(プロフ) - 夢主ちゃんと五条くん…可愛いカップル♡『五条悟の幼妻は離婚したい』とは…また違ったカンジで、すごくいいです!続きを楽しみに、お待ちしております!(⑉ᐢᵕᐢ⑉) (2月8日 20時) (レス) @page11 id: 2a6843f9ca (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:AO777 | 作成日時:2024年2月3日 15時

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