緑の君Ⅱ【東海オンエア】 (ページ15)

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＊A

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ついた先は小さな公園？広場？だった

「なーに、ここ？」

と「車降りよう～」

暗闇の中の公園を抜けると

「綺麗～」

夜景が見えた

「すごい、こんなとこあったんだ！」

と「すごくね？俺も最近知った」

「えー、観光伝道師～」

と「うっせ」

「うっさくなーいっ！」

あそこがてつやくんちでー、なんて
夜景を眺めていた。

すると突然後ろから抱きしめられる

「どーしたの？」

と「どーもせん。」

私を抱きしめる腕に手を添える

「どーしたのって」

と「抱きしめたくなった」

どうしたのと笑いながらとしみつくんと向かいあって
その手は繋いだままだ。

と「俺、、、」

「うん？どしたの？？」

と「好きなん、だけど」

「え？誰が？」

全く理解できない私に
としみつくんが抱きしめ直す。

私はとしみつくんの腕の中にすっぽり収まった。

と「Aのこと好きなんだけど。

俺と付き合ってほしい」

一度止まった思考回路が動き出す。

と「だめか。」

「、、、ダメじゃないよ。
嬉しい。よろしくお願いします」

と「まじ？」

こくんとうなずく

と「まじまじまじ？！やった、ほんとに？！
いいの？まじ？！」

「まーじだって、暴れないでよ～」

と「あー、そっか、ごめん！」

焦って離れるとしみつくん。

「そーゆーところだよ、好きなの。
ずっと前からファンとしてじゃなくて好きだったよ」

と「だーっ、好きだー。幸せ！」

そう言ってまた私に飛びついてきてくれるとしみつくん。

「私も好きだよ、大好き」

と「俺も」

今この瞬間、
私たちは1番幸せだと思う。

と「これからよろしく」

「こちらこそ。」

わたしの好きな人が
彼氏になった

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