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14.喧嘩 ページ14

シロ「春の〜うら〜ら〜の〜神田川〜♪」

柿助「それを言うなら隅田川だろ?」

ルリオ「神田川って、赤い手ぬぐいマフラーにするやつだろ?」

シロ「あれ?そうだっけ?あっ!?桃太郎だ!!桃太郎〜」

桃太郎「お前たち門で何してるんだ?」

シロ「これからルチルさんに会いに行こうと思って。
俺最近ニキビができるようになったんだけど、これってお肌の曲がり角かな?」

柿助「俺達のどこにニキビができるんだよ?毛嚢炎の間違いじゃないか?ニュルって膿を出せば治るぞ」

シロ「そうかじゃぁ今度ニュルって潰してみるよ」

桃太郎(まさか肉球で潰せると思ってないよな?)

ルリオ「桃太郎もなんで現世の方から来たんだ?」

桃太郎「山神ファミリーに荷物を届けに行ってたんだ。
そのついでにルチルさんに頼まれた書類を投函しに行ってたんだよ」

桃太郎と不喜処ブラザーズは話をしながら門から極楽満月へと向かう

シロ「ルチル様の店長ってどうなの?」

桃太郎「給料も上がったし真面目に教えてくれるし…白澤様の時より環境が良くなった気がする」

柿助「白澤様が普通じゃなかったんだろ?」

桃太郎「まぁな…ただいま」

桃太郎が店の扉を開けた瞬間に、小さな何かが桃太郎の頬をかすめた

桃太郎「…え?」

ルチル「霊丸(レイガン)

鬼灯「昇龍拳(ショウリュウケン)

ルチル「かめはめ波」

鬼灯「竜巻旋風脚(タツマキセンプウキャク)

ストリートでもないのに技を繰り出すルチルと鬼灯

二人の間には目にもとまらぬ速さで何かが飛び回っていた

勢いを無くし、外へ転がってきたそれは

シロ「豆?…あっ美味しい」

ルリオ「拾い食いするなよ」

桃太郎「ちょっと!!何やってるんですか!?」

桃太郎が大声を出すとルチルと鬼灯は技を出すのを辞めた

ルチル「何って…元祖無差別格闘術(がんそむさべつかくとうじゅつ)の一つです」

桃太郎「それってなんの何分の1ですか?」

ルチル「別名、投げて!」

鬼灯「打って!」

鬼灯・ルチル「鬼は外!です」

ルリオ「叩いてかぶってじゃんけんポンみたいな?」

ルチル「そんなお遊びとは違います。これは格闘技なんです」

鬼灯「ルールは豆に当たった人が鬼となって家から出ていくだけなんですけどね」

桃太郎「単純に…豆まき…ですよね?」

鬼灯・ルチル「はい」

桃太郎「なんであなた達はなんでも無駄に本格的にしてしまうんですか?」
2014.11.18

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作者名:辰巳 x他1人 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/toshi6411/  
作成日時:2014年10月20日 19時

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