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05.白澤 ページ5

白澤「いらっしゃ…なんだお前か」

鬼灯「私だって好きでこんな所に来ませんよ」

A「鬼灯様 架空の生物はどこですか?」

鬼灯「こいつです」

白澤「初めまして。中国神獣の白澤だよ。君可愛いね。名前は?お茶してかない?」

A「…Aです…有難くいただきます」

Aさんを見つけてテンションが上がった駄獣と

なぜかテンションが一気に下がったAさん

鬼灯「Aさん?」

A「思ってたんと違う…」

鬼灯「なぜ関西弁?」

A「漢方と架空の生物って言うから…てっきり釜爺みたいな手がいっぱいあるのを想像してたのに…」

鬼灯「それなら私も会ってみたいです。なんでお前は無駄に目だけ多いんだ」

白澤「このジブリマニア共め」

A「目がいっぱいあるんですか?」

白澤「おでこと、身体にも6つあるよ」

A「すごい!!刺青みたいな目なのに、視覚はあるんですか?眼球は動くんですか?」

白澤「一応見えてるけど、触られると」

バシッ

白澤「痛い!!」

前髪を上げて親切に説明している駄獣に対し

おでこの眼に思いっきり平手打ちをしたAさん

A「痛いと言う事は、感覚はあるんですね」

白澤「この子何なの!!?」

鬼灯「ただの人間だったあなたを彼女なりに興味を持とうと必死なんです」

白澤「こんな興味なら持ってくれなくていいから!!」

鬼灯「獣の姿なら反応が違ったでしょうに…」

A「獣の姿?変化とか出来るんですか?」

白澤「出来るけど…」

A「すごいですね!!鬼灯様はそんな事出来なかったのに」

白澤「…そう?」

A「素敵です!!是非見てみたいです!!」

白澤「じゃぁ///」

こいつと比べられたことと

こいつが満更でもなく嬉しそうに照れてるのに腹が立つが

A「角は切り取ってもいいですか?どうせまた生えてくるんですよね?乗ってもいいですか?」

どうやらただの太鼓持ちだったようです

白澤「乗ったら横腹の目を蹴るだろ?」

A「…」

白澤「図星!?」

鬼灯「空が飛べるんだから、乗せてあげれば良いじゃないですか」

A「翼が無いのに飛ぶんですか?風力抵抗はどうなっているんですか?キロキロの実のでも食べたんですか?」

白澤「Aちゃんは質問が多いね。これは僕の能力だよ」

A「…分析、解明出来ない事があるんですか?」

白澤「そんなのいくらでもあるよ。万物を知る僕が教えてあげようか?」

A「是非!!弟子にして下さい」
2014.8.6

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設定タグ:鬼灯の冷徹 , ハンジ? , アニ   
作品ジャンル:ギャグ
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作者名:辰巳 x他1人 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/toshi6411/  
作成日時:2014年8月5日 15時

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