35.112の終焉と再出発 ページ35
112の脳が東洋人であるAの身体に移植される
その後耐えきれなくなったベルゼブブは堕天使マスティマの力を借り、トマスを迎えに来たついでに研究所を崩壊する
ベルゼブブ「マスティマに借りが出来たな」
マスティマ「礼には及ばないよ。神もお怒りだったんだ」
ベルゼブブ「お前は天使なのか?悪魔なのか?」
マスティマ「そんな事はどうだっていいじゃないか。
それよりもあの子はどうする?犠牲者なのか?加害者なのか?」
ベルゼブブ「思考は加害者に近いが、犠牲者だな」
マスティマ「僕が神の元へ連れて行ってあげようか?」
ベルゼブブ「まだ子供だしそれは可哀想じゃないか?」
マスティマ「それはどうかな?
所詮
ベルゼブブ「何が言いたい?」
マスティマ「何でもない。忘れて」
アルベルトの脳
ハンジの人格
Aの身体を持った112は、その後身柄を保護され、Aとして日本へと帰国する
A「だからどこからが私なのかは言い難い。
私は1人の人間ではなく、3人の人間によってできた集合体なんです。
でも、私の記憶はモルモット生活の中からしかない…
それ以前のものは全て資料から得た情報でしかないんです」
閻魔「どうしてAちゃんは敵である研究員になったの?」
A「私が研究所で何をしてきたか見てないんですか?」
閻魔「ドイツの研究所のインパクトが強すぎて、見る気になれなかったんだ」
A「とりあえず"現世に居る私"を見てもいいですか?」
2014.9.18
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作者名:辰巳 x他1人 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/toshi6411/
作成日時:2014年8月5日 15時