Language of Flower (ページ8)

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ガーベラページ8

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会社の社長として出社しなければならない。

Aと愛奈が暮らす家にずっといたい。

愛奈は今日、ピアノのレッスンの後、英会話。
Aはいつも何してるんだろう。

俺が愛奈の子育てをAに頼んでもう早3年。

当時、Aはベビーシッターをやってた。英語も流暢でスポーツも全般はできる。もちろん勉強も。

そして顔も整っていて俗に言う美人ってやつ。

俺には法律上の女がいる。
Aと出会う前、親父の紹介で特に考えずに婚姻届を提出した。

今となっては後悔している。
あいつと結婚すんじゃなかった。

いくらあいつとの結婚ががビジネスだといえど
Aと一緒にいるところを見られたら、もう会社の信頼を失う。

どうすればいいんだ。
Aとこれからもずっと一緒にいるためにはどうすれば。

Aは行為後、俺に背中を向けて寝る。

何回か「こっちむいてよ」と言ったけど、

「広臣が後ろにいてくれるって分かってるから背中向けれるの」

って俺の大好きな笑顔で笑う。

あぁ。好きだ。
あいつなんかよりAと一緒にいたい。

溢れ零れるAへの思いに耐えられなくなり、
目の前にあるAの背中にキスをした。