【d!】ベッドに沈んで【短編集】 (ページ5)

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魔法道具/ut ページ5

魔法のオナホール。所謂自慰行為の道具、大人の玩具が売っている18禁コーナーに派手なポップを見つけた。「好きな相手と繋がる！？魔法のオナホール！いつでも好きな相手と繋がれる！」ポップとしてどうかと思ったが、ピンク色のオナホールに不思議と好奇心が向く。値段もそんなに高くない。買うっきゃないわ！と意気揚々としてその魔法のオナホールというやらをレジに持って行った。

「ほんまにこれ、繋がるんかな…」

買ったはよいものの、使うとなると勇気がいる。今はお風呂に入っている同居中の彼女、Aちゃんと本当に繋がれるのか…？おそるおそる、先端をオナホールにおさめる。

『ぇ、？なに、これｯ…！』

オナホールのナカはとろとろして熱くて、きゅうきゅうとモノを締め付けてきた。風呂場から聞こえるAちゃんの動揺を含んだ喘ぎ声。

これは、当たりだ。そう確信して、先端だけじゃなく根元までずっぽりと埋める。一際大きくなったAちゃんの声にもっともっと発情して、勢いよく射精した。

「やばｯ、めっちゃ気持ちええ…」

Aちゃんに悪いな、と少し罪悪感を感じるが、それも悪戯のスパイスだ。しばらくしたあと、風呂場から疲れたような顔つきのAちゃんが出てきた。

「疲れた顔してどうしたん？」

『やっぱりいい、大丈夫。なんでもないよ』

恥ずかしげに目を逸らしたAちゃんが可愛くてそれ以上言及はしなかった。

それから毎日、Aちゃんが仕事の時、どこかに出掛けている時、家で寝ている時。オナホールを使って遊んだ。指を入れても、相手のナカに繋がるらしい。1番驚いたのは、オナホールを洗っていた時。隣の部屋からすごくびっくりしたような、大きな喘ぎ声が聞こえた時だった。これでも相手に繋がるんか…と感心した。