『私変人共と部屋に閉じ込められました』【銀.魂】3

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頭を撫でながら猫耳を触っていると、神.威くんの喉からごろごろ、とネコ科特有の音が聞こえ、しっぽがくるんくるんと楽しそうに動いていた。



「何この音。ムカつく」



『このごろごろ、って音は喜んでたり、幸せだって思う時に鳴るんだよ。かわいーね神.威くん』



　にまにましながら両手で頬を掴んで見た。いつもの仕返しだ。少しは照れてみろばーか！



「…」



『うりうり〜！きもちーね〜！…いだっ！』



　突然手に痛みが走り、慌てて視線を下げると神.威くんが私の右手に噛み付いていた。手には猫なだけあってくっきりと歯型が残っている。



『な、なんで噛むの！？』



「Aのくせに生意気」



『理不尽！』



　ガチャりと扉が出現すると同時に軽い破裂音が鳴り、猫耳としっぽが消えた。もうちょっと堪能したかったな、と少し残念だが、仕事もあるし、仕方ない。



『よし！じゃあ神威くん！またねー』



「待ってヨ」



　走り出そうとした私の首根っこを掴み止める神.威くん。ぐぇ、と汚い声を上げて見上げるとにこにこした神.威くんと目が合う。



『え、何』



「ご飯、奢ってくれるんだよネ」



『あ』



「早く行こ」



　これから仕事が、と別日にしてもらおうとしたが、まぁ、それを神.威くんが許してくれる筈もなく、引きずるように連れていかれる。



『今日はほんとに、無理だって！！』



「チッ、依頼料の10倍払うから来いヨ」



『喜んで』



　やっぱりお金って、友人って大事ですよね！￥



「俺Aのそーゆーとこ好きだヨ！」
　



・

生きてんかこいつって思ったそこの貴方。
ごめんなさい。過去作をリメイクしていたら忘れていました。本当にごめんなさい。作者も反省してます。

話は変わりますが、昨日はポッキーの日ですね。
ポッキーゲームさせようとか思っていたのですが、普通に忘れていましたてへぺろ。1週間くらいすぎてもただの誤差だよって思ってくれる、ポッキーゲームを望む方がいたら書きたいと思います。

あっ、長々すみません。

最近こいつ自我出てきたなって思った方。

気のせいです。

これからもこんな作者をよろしくお願いします。

あと告知です。Twitterの方にも占ツクと並行して、フォロ限とかしてあげようかなって思ってます。
ので良かったら見に来てほしいです。


@_toro_25

【苦手なものを当てろ】坂田銀時→←【愛でろ】神威

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