『私変人共と部屋に閉じ込められました』【銀魂 】２

【彼シャツしろ】神威 ページ8

來夢 様 リクエストありがとうございます😭
　


　チャイナ服の彼シャツって珍しいなぁ、と呑気に考える私の隣で首を傾げ、彼シャツ？と？を浮かべている神威くん。流石に知らないか。



『彼のシャツを着てるのを彼シャツって言うみたいだよ』



「そのまんまだネ」



『まぁ、私も知識は曖昧だからね』



　そもそも彼シャツなんてする相手が居ないし、した事もない。本当に知識だけがある程度。でもとりあえず着ればいいんでしょ？と服を脱いでいく神威くんに慌てて止める。



『羞恥はないんか！？』



「？何それ」



『…何も無いデス』



　そうだった。この人興味本位で深い接吻したがる人だった。ないわな、羞恥なんて。はぁ、と溜息をつく私に神威くんは口先を尖らせてムッとした表情を見せる



「…殺すヨ？」



『ごめんなさい』



　ひとまずお題だ。所詮上だけ、そこまで気負う必要も無いだろうしと神威くんの脱ぐ手はもう止めなかった。出ることが最優先だしね。



『脱げた？…ひぇ』



「ウン」



　ちら、と神威くんの方に視線を向けると年に似合わぬその逞しい体に驚いた。ムキムキというかガチガチというかバキバキ？多分対して筋トレなんかしてないだろうになんでこんなに均等な筋肉がつくんだ。



「そんなに見ないでヨ、えっち」



『エッッッッ』



　年下にえっちなんて言われたら本当に悪いことをしている気分になるからやめて欲しい。いや私はえっちです()



　脱がないの？と首を傾げる神威くんに思わず固まる。脱ぐ。脱がないとお題は達成できないけれど、少しは見ないようにとかしてくれないかな？なんでめっちゃガン見してんの？



『向こう向いててもらってい？』



「え？なんで？」



『なんで！？神威くんがえっちっていったんじゃん！！』



「ウン、俺はえっちでいいから見てる」



『よくねーよ！！』

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