検索窓
今日:48 hit、昨日:26 hit、合計:189,117 hit

ページ5

「……そう、でござるか」



 今回のお題で言ったら高杉さんは確実に耳の中に舌を入れられてたな。うん確信がある。一人で頷く私の横で何やら俯く万斉さん。どうしたのだろうか。



 万斉さんの態度に違和感を感じつつも私達はお題を行うため、壁際までくる。さりげなく私がしようと思っていたのだが流れるように壁に背をつけさせられる。



『あ、ていうか股ドンって分かりますか?』



「あぁ」



『なら良かったです』



 万斉さんの膝が私の足の間を割って入り、肘を私の顔の横につく。顔が近い。何より背が高い万斉さんの膝が割と際どいのだ。セーフよりのアウト、ていうか



 間近で見る万斉さんの顔は普段はあまり分からないが、高杉さんにも奥手を取らない男前なのだ。黄色い瞳と目が合い、顔に熱が集まって行く気がする。



「鼓動が、早くなったでござる」



『っひう!?』



 ギリギリだった膝が上がってぐり、と押し付けられる。まさかとは思っていなくて情けない声が漏れる私の耳元に口を近づけて吐息の入り交じった声が響いた。



「緊張しているのか?耳まで真っ赤でござる」



『んっ、待っ、ばんさぃ、さ』



 制止の声も聞いて貰えず押し上げるような膝に自分で無いような声が出て恥ずかしくて死んでしまいそうだ。きゅ、と万斉さんの服を掴む。



「A…、愛い、な」



『っ、』



 扉の開く音、抜かれる膝によろける私を支え、口角をあげる万斉さんと目が合った。してやった、そんな顔。



「あまり、男を甘く見ないことでござる。」



 そう言って私から手を離して扉まで歩いていってしまった。高杉さんの仲間はみな危険である。赤い顔と耳を隠すため私は深くフードを被った。
 




またのリクエストお待ちしております!!


リクエスト表記↓
キャラ名だけをリクエストして頂く時は、キャラ名の後に(甘)、(−)のどちらかをつけてくださると助かります。
(甘)←内容が少しえちち
(−) ←ギャグ、または日常系


つけて頂けないと思ったのとちがう、、となる可能性がありますので御協力お願いします!

【ホラーゲームをクリアしろ】土方十四郎→←【股ドンして言葉責めしろ】河上万斉



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (187 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
374人がお気に入り
設定タグ:銀魂 , ○○しないと出られない部屋 , 逆ハー   
作品ジャンル:アニメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

トろさん(プロフ) - ニコさん» わあああほんとですね!誤字ってました…、教えて頂きありがとうございます!! (2022年10月2日 8時) (レス) id: 52ab68bbcb (このIDを非表示/違反報告)
ニコ(プロフ) - 細かくてすいません…新撰組じゃなくて真撰組だと思います… (2022年10月2日 0時) (レス) @page49 id: 3cff96fe75 (このIDを非表示/違反報告)
ニコ(プロフ) - 細かくてすいません…新撰組じゃなくて真撰組だと思います… (2022年10月2日 0時) (レス) @page49 id: 3cff96fe75 (このIDを非表示/違反報告)
塩おにぎり(プロフ) - めちゃくちゃ嬉しいです!!😭😭😭主様天使! (2022年8月23日 21時) (レス) id: 75433748f1 (このIDを非表示/違反報告)
トろさん(プロフ) - 塩おにぎりさん» ありがとうございます😭😭近いうちに神威で描かせていただきますねっ!! (2022年8月23日 21時) (レス) id: 52ab68bbcb (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:トろさん | 作成日時:2022年7月24日 18時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。