『私変人共と部屋に閉じ込められました』【銀魂 】２

【身体の何処かに口付けろ】坂田銀時　桂小太郎　高杉晋助　坂本辰馬 ページ28

りん 様 リクエストありがとうございます😊
　



「高杉！！お前は乱暴過ぎるのだ！！」



「あ？仕方ねぇだろ」



「Aは暴れるきにのお！」



『……』



　目の前で繰り広げられると口論に三途の川が見えた。目を覚ました時私は何故か身動きが取れず、前で手首が拘束されていた。待て、このロープ誰が持ってたんだ。持ち歩いてんの？遠い目で三人を見つめ一人だけ私の近くで鼻をほじる旦那に声をかけた。



『銀時、とりあえずこれほどいてよ』



「あー？暴れるから無理」



『いや流石に暴れないわ』



　なんで猛獣扱いだよ。何も無いのに暴れたりしないんだけど。起きたら拘束されてるとか笑えないけど知り合いなら別に気にしないし。多分。



「兎に角だな、せめて同意を、」



『ちなみにどんなお題？』



　お題によっては別に暴れたりなんかしないし、いや、絶対暴れるくらいのお題だからこうなってるんだっけ。でもさすがに暴れない。と思う。



「ほらよ」



　高杉さんが看板をへし折って見せてくれる。読み上げるだけで良かったんですけど。その看板には【身体の何処かに口付けろ】と書いてあった。今までを考えたら多分一人に四人が、という解釈で間違ってないだろう。



『それなら別に桂さんでも良くない？』



「な、何を言い出すんだA殿！！」



「誰が男にしてぇと思うんだよ！！！」



　全力で拒否する四人。いいと思うよ男同士。私はなんとも思わないよ。それに桂さんは髪長いから雰囲気で女の子って錯覚出来ると思うから気にしないでいいと思う。なんて言えばブチ切れされそうだから言わない。



『百歩譲って私がされるのはいいけど、これ解いて、あと口と胸とかはなし』



「チッ」



『おい、今舌打ちしたやつ誰だ』



　多分全員が同じ場所にしても達成にはならないだろう。つまり四箇所に口付けされなければならない。拷問かなにかかな。なんて考えていると残り四人は口付ける順番を決めているようだった。



「じゃんけんでよかろう」



「いや、ここは主人公の俺で」



「ふざけんなよ銀時、てめぇは最後だ」



「間を取ってわしでええ！！」



「どこの間だ！」



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