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我慢ぜよ、と坂本さんの顔が首元に近ずき舌を這わせられ、坂本さんの足が膝を割って入ってくる。此方に身体を傾けているので必然的に上へと押し上げられる。
『ッん、うぁッ』
お題は鳴かせろ。口を抑えては意味が無い。それは分かっていた。ソレでも自分の情けない声が聞こえると反射的に手で塞いでしまう。その手を坂本さんは自身の首へと回させて身体が密着する。
「しがみついてええ、抑えんようにし」
坂本さんに言われた通り首にしがみつくとつま先立ちになっていた足が坂本さんの膝によって少し浮いていた。ぐりぐりと押し付けられびくん、と身体が跳ねる。
『ふぁッ、それ、っ、?!』
「っ、」
服の中に坂本さんの手が入ってくる。肌を撫でて胸に触れる。やわやわと数回揉みしだかれ、服をまくり挙げられる。ぶわっ、と一気に顔へ熱が集まり後ろへと身体をそらす。
後ろに頭をぶつける寸前で坂本さんの手が後頭部に回った。もう片方の手で捲し上げた服を私の口元に持ってくると、咥えちょって、と言われ唇で挟む。なんだこれなんだこれ、とパニックになりそうだった。
下着越しにやんわり揉まれた後、下着と肌の間に指を滑り込ませ、直に揉まれ、また声が漏れる私の胸に坂本さんの顔が近づいて口付けられた。
『っひゃあッ、やっ、坂本さ、あッ、』
つぅ、と舌が先端に近いて行くのが分かる。だめ、まって、と制止の声をかけるが坂本さんは止まってはくれない。初めのアナウンスから何も聞こえない箱に頭の中で早く、と最速をしてもノイズすら聞こえない。
いつもならギリギリでお題クリアの合図が出るのに、なんで、。小さく坂本さんがすまん、と謝った瞬間びくん、と身体が跳ね上がった。舌先が、触れ、口に含まれた。
『や、だって、ばぁッ、坂、もとさ、ッひぅ』
「…A、」
口が離され熱を孕んだ坂本さんの瞳と視線が絡まり合い、顔が近づいてくる。唇同士が触れる瞬間、【達成しました。下界へと繋がります】そうアナウンスが鳴り、坂本さんが私の服を直してくれた。
膝も抜かれて足が着く。ドッドッ、とうるさい心臓に感触の残る肌に俯いた。坂本さんも顔を逸らしてお互いを見ようとはせずに外の世界へと戻ることが出来た。
「……はぁあ、」
____次は止まらんぜよ____。
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個人的にやばいなってやつは*をつけることにしました!自衛お願いします!
【身体の何処かに口付けろ】坂田銀時 桂小太郎 高杉晋助 坂本辰馬→←*【女人側を鳴かせろ】坂本辰馬
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トろさん(プロフ) - ニコさん» わあああほんとですね!誤字ってました…、教えて頂きありがとうございます!! (2022年10月2日 8時) (レス) id: 52ab68bbcb (このIDを非表示/違反報告)
ニコ(プロフ) - 細かくてすいません…新撰組じゃなくて真撰組だと思います… (2022年10月2日 0時) (レス) @page49 id: 3cff96fe75 (このIDを非表示/違反報告)
ニコ(プロフ) - 細かくてすいません…新撰組じゃなくて真撰組だと思います… (2022年10月2日 0時) (レス) @page49 id: 3cff96fe75 (このIDを非表示/違反報告)
塩おにぎり(プロフ) - めちゃくちゃ嬉しいです!!😭😭😭主様天使! (2022年8月23日 21時) (レス) id: 75433748f1 (このIDを非表示/違反報告)
トろさん(プロフ) - 塩おにぎりさん» ありがとうございます😭😭近いうちに神威で描かせていただきますねっ!! (2022年8月23日 21時) (レス) id: 52ab68bbcb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:トろさん | 作成日時:2022年7月24日 18時