『私変人共と部屋に閉じ込められました』【銀魂 】２

＊【催眠薬を飲み耳責めしろ】坂田銀時 ページ18

四つ葉 様 リクエストありがとうございました😭

少し、いや、今までで一番甘いです。多分。なので苦手な方は飛ばした方がいいかも😣💦


　



　もうここで口にするものには抵抗もないわけで、部屋に一人。薬が一本。それなら私が飲むしかないよな。ということで【飲め】との指示を見る前に蓋を開け喉に流し込んだ。



　相変わらずの甘ったるい味に眉をしかめながら、瓶を元あった場所に戻すと同時に隣へ誰かの気配が現れた。看板の文字が変わり【悟られるな】そう指示がある。さすがに前回の薬は数十分で効き目が出てきたのにすぐに現れた人にボロなんか出るわけ、



『っ！？』



　ぐわぁっ、と全身を駆け巡るような熱にしゃがみこみそうになるのを何とか耐える。おかしい。効くのが早すぎやしないか。前回とは比べ物にならないほどの薬の進行が早い。気を抜けばすぐにへたり混みそうになる。



「…A、」



『…っ、旦那、』



　最悪だ。旦那との前回のお題から気まづい雰囲気が続いて、まだ直っていなかったのにまた旦那と閉じ込められるなんて。いじわるがすぎるぞ管理人っ！！



「あー、その、前は、うん、」



『ふ、ぅ…、な、なに、』



　旦那も旦那で何やら居心地の悪そうな顔をしている。私はそれどころじゃないのだが、もう全身が熱くなってきた。普通に息をしているはずなのに吐息気味になってしまう。



「…ん、どうした？」



　様子のおかしい私に気がついたのか首を傾げる旦那。なんでも、ない、と首を横に振り誤魔化すが、明らかになんでもないように見えないのだろう旦那が私の背中に手を伸ばした。



「体調悪ぃのか？」



『っ、ひやぁっ…！？』



　全身に巡った薬のせいで、急に触れられると声が出る。変な声を出す私に旦那は驚き手を引っ込めた。慌てて口を手で塞いで息を整える。



　悟られるなって指示するなら薬の効力抑えなさいよ、と頭の中で管理人に悪態をついたところで一向に留まるところを知らない薬の効力は汗を滲ませた。



「…なぁ、まじで大丈夫かよ、」



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