原作なんてクソ喰らえ ２

変わった君は ページ27

『うげ』



「あ？」



　最悪だ。任務がないから教室に待機していようと思えば教室にいたのは五条先生のみだった。



　揃って二人とも顔を歪めて嫌だという本心を包み隠さない。



『…硝子さん達は。』



「誰が教えるかばァか！！」



『あ。連絡来てた』



「…」



　なんでこんなに五条先生突っかかって来るんだろう。ツンデレ？女の子に実は免疫なくて接し方わかんないとか？？可愛いかよ(煽り)



「てめぇ、全部口に出てんだよ」



『あらぁ、ごめんなさぁい？』



　五条先生のおかげで煽りレベル上がった気がする。多分そのうちカンストするね。(確信)



「喋りかけてくんなよ。」



『そっちこそ。』


　あーあ〜傑くん帰ってこないかなぁ、私一時期傑くんにガチ恋してたからその時の甘い気持ちが戻りつつあるよ。いやダメダメ、いつ帰るか分からないし、実際現実世界(トリップ前の) に戻るかもしれないんだから恋愛なんて無駄無駄。無駄！無駄！無駄！無d おっと、某有名漫画のセリフをぱくるところだった




「なぁ」



『話しかけてくんなじゃないの？』



「…チッ、まじ可愛くねぇ」



『今の五条先生に可愛いって言われても嬉しくなぁい！』



「別に変わんねぇだろ」



『変わるよ。』



「……あっそ」



　さっきまでのおちゃらけた声ではなく、真剣な雰囲気を感じとったのか五条先生は突っかかって来ることは無かった。



『で、何のようだったの？』



「……」



『ちょっと。拗ねないでよ、ほんと子供なんだから、』



「拗ねてねぇーわ！！！」



　ギャンっ、と吠える五条先生が面白くて思わず笑ってしまった。ホント原作通りだなぁ、

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