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ネタバレ注意⚠️かも




『それじゃあこれに着替えて』



 行き道に買っておいた服。サイズは分からなかったからとりあえずMサイズを渡した



『フードは被って、はいこれマスク、あと靴とサングラス』



「こんなに厳重にする必要はあるのか?」



『メカ丸、いや幸吉くん念には念をだよ』



 内通者がいたからといって高専に攻め込むヤツらなんだから、これでも少し心細いくらいだ



「東京まで行くんだろう」



『うん。でも電車だとお金がかかるからちょっと横着しようと思います』



「?」



 私達は地下から屋上まで移動する。太陽の下に出る事に少し躊躇っていた幸吉くんだったが腕を引いて、腕だけ日光を浴びせる。前の体のように皮膚は脆くなく、焼けることは無かった。内心ほっとした私を他所に幸吉くんは外へ出ると少し泣きそうな顔をしていた。



『……良かったね、』



 妖狐の魂乎かしこみかしこみ申す。成すところの願いとしてその穢れを打ち払え



 葛葉が少し大きく出てくるとふわりと撫でる。



『ごめんね葛葉、少し疲れるけどいいかな』



「……」



『高専まで走れる??』



 私がそう聞けば葛葉はゆっくりとしゃがんで私たちが乗れるように低くしてくれた



「妖狐か、すごいな」



『でしょー!それじゃ乗って』



 幸吉くんと跨ると起き上がった葛葉は直ぐに走り出した。車を抜かし、電車を抜かし、ものすごい速さで風を切った。風圧に飛ばされないよう呪力で壁を作って守る。



「俺のことは五条先生は知ってるのか」



『一応言ってあるよ。先生達も幸吉くんが内通者だって消去法で考えてたみたいだから拘束するのは賛成みたい。』



「複雑なものだな」



『五条先生がもしもの時は居るから口封じにこられても大丈夫だよ』



「だろうな」



 そんな話をしている間に東京に着いて、高専にも直ぐに着いた
 入口の前には五条先生が待機してくれてたので幸吉くんを預け、私のできることは終わったと寮に戻ろうと歩き出した



「…A」



 幸吉くんに呼び止められ振り向く。



『なあに?』



「また話をしよう」



『!、うん、またね』





次回からついに!!過去編入ります!!

第八章 貴方の為に→←身⬛︎異常



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設定タグ:呪術廻戦 , 逆ハー , チート   
作品ジャンル:アニメ
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HOA(プロフ) - めっちゃ続き気になります…更新頑張ってください! (10月2日 21時) (レス) @page47 id: 8a892d4b08 (このIDを非表示/違反報告)
ぴかそ - はじめまして!めちゃくちゃ面白くて一気読みしちゃいました、、、!!続きめっちゃ気になりすぎて寝られないぐらいです!更新土下座待機してます!頑張ってください応援してますー!! (2023年3月2日 11時) (レス) @page47 id: 515339af0b (このIDを非表示/違反報告)
すいー - うわぁぁあめっちゃ続き気になるぅwなんかめっちゃ"そうゆうことかー!"ってなりました!(笑)更新頑張ってください! (2022年12月29日 15時) (レス) @page40 id: 7621d5ed60 (このIDを非表示/違反報告)
トろさん(プロフ) - シルバーさん» ほんとですね!!慌てて作ったので消しわすれました!!教えていただきありがとうございます!! (2022年7月10日 19時) (レス) id: 52ab68bbcb (このIDを非表示/違反報告)
シルバー(プロフ) - オリ/フラ立ってます。外して下さい。 (2022年7月10日 19時) (レス) id: 4df619e2e3 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:トろさん | 作成日時:2022年7月10日 19時

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